2025.08.13観光客急増の佐渡市:店の空き具合など観光客向け飲食店案内所を開設【新潟】
相川地区の若手経営者が観光客に向けた新しいサービスを展開
世界遺産登録から1年、佐渡市を訪れる観光客は順調に増えています。お盆休みの期間中、相川地区の若手経営者が観光客に向けた新しいサービスを展開しています。
2024年7月に『佐渡島の金山』が世界文化遺産に登録されて以降、観光客の数は増加。2025年5~6月に佐渡市を訪れた観光客は、2024年の同じ時期に比べて2割ほど増えています。
一方で飲食店の数は限られるため、観光客向けの食事の場所の提供が課題のひとつです。
そこで、相川地区では若手経営者らの団体がお盆期間中、観光客に向けて地元の飲食店を紹介する案内所を設けました。
■佐渡國相川あきんど会 伊藤幹太さん
「飲食店にお客さんがドカンと入り、どこも入れない状態になってしまう。そうしたお客さんに『他にもこういうお店がありますよ』と案内するために始めた。」
店内には、地元飲食店のメニューを掲示。お店の空き具合を調べて案内したり、待ち時間を過ごすスペースを提供するなどこまやかに対応します。ゴールデンウィークに開設した際には、3日間で130人以上の利用がありました。
■神奈川県から
「これからご飯を食べて金山に向かおうと思っています。本当に便利だと思いました。食事が一番困っていたんですけど、電話でアポも取ってくれたりしてとても助かりました。」
案内所は、明後日15日まで開かれています。