2025.08.197月中旬の降水量わずか3mm…暑さと少雨が影響「葉月みのり」すべて2等米【新潟】
柏崎市の7月の降水量
暑さと雨不足が大きく影響しました。柏崎市などで極早生品種の『葉月みのり』の収穫が始まり、品質が検査されました。猛暑と少雨の影響ですべて2等米でした。
JAの検査員らが粒の形や水分量などを確認し等級をつけました。去年は、JAえちご中越管内の1等米比率は94.7%でしたが、今年はすべて2等米。
その原因は、7月中旬から続いた『暑さと記録的な雨不足』です。
柏崎市では、出穂期に当たる7月中旬の降水量が平年の89.7mmに対し、今年はわずかに3mm。7月下旬は全く雨が降りませんでした。新潟地方気象台によりますと、北陸地方の7月の平均降水量は1946年の統計開始以降〝最も少なく〟記録的な少雨だということです。
19日の検査では、米粒が白く濁る「白未熟粒」が多く見られたということです。
■JAえちご中越 力間利昭さん
「食味値が高く味に変わりがない。それをアピールして販売していきたい。」
『葉月みのり』は8月23日に出荷され、JAの直売所から順次販売が始まる予定です。