2025.08.2627日は各地で雨に 警報級の大雨になるところも【気象予報士が解説|新潟】
27日(水)夕方までの24時間の予想降水量
26日(火)は一部で雨雲が発達し、雷雨となったところがありました。日中は25日(月)より気温が上がり、暑さが増したところが多くなりました。最高気温は、新潟市秋葉区で37℃を観測、そのほか三条市でも体温並みの猛暑になりました。
一方、26日(火)は局地的に積乱雲が発達して雨が強まった地域がありました。
そして、27日(水)は大雨になるところがありそうです。
◆27日(水)の予想天気図
寒冷前線が本州付近を通過していくでしょう。暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込む影響で、大気の状態が非常に不安定になり激しい雨の降るところがありそうです。
◆27日(水)の雨の降り方
朝6時の下越と佐渡は、朝から広く雨が降り所々で雨の降り方が強まるでしょう。時間を進め、午前の雨は下越・佐渡が中心ですが、午後は中越・上越にも雨雲がかかるでしょう。そして、夕方ごろは県内広い範囲に発達した雨雲がかかり、雷を伴って激しく降るところがありそう。
夜は次第に雨が弱まっていく見込みですが、降り始めからの雨量が多くなり大雨となるところがあるでしょう。
◆27日(水)夕方までの24時間の予想降水量
中越・下越・佐渡で80mm、上越で50mmとなっていて、予想より雨雲が発達した場合は中越・下越・佐渡では【警報級の大雨】になる可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒をしてください。
一方で、暑さの厳しい状況は続きそうです。
◆27日(水)の予想最高気温
上越市では35℃と猛暑日になるでしょう。そのほかの各地は26日(火)よりやや低くなりますが、それでも各地『真夏日』の予想です。こまめな水分補給と適度な塩分補給を心がけてください。外出をする場合も、最も暑い日中を避けるなど万全の対策が必要です。