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2025.08.26新潟市内の住宅地でなぜ?相次ぐ「イノシシ」目撃、専門家に聞く-遭遇したときどうする【新潟】

新潟市内の住宅地でなぜ?相次ぐ「イノシシ」目撃、専門家に聞く-遭遇したときどうする【新潟】
なぜ住宅地に出没しているのか専門家に聞く
新潟市内の住宅地で、イノシシの目撃が相次いでいます。なぜ、住宅地に出没しているのか専門家に理由を聞きました。

■柿木哲哉記者
「JR巻駅から数十mの踏切です。現場は住宅街、高校もあるような場所です、イノシシは当時このあたりを徘徊し、一時は線路内にも立ち入っていたということです。」

22日夜、西蒲区の巻駅近くでパトロールにあたっていた警察官が、線路に入った体長約1mのイノシシを発見。電車がきたところで線路から立ち去ったということです。

■近くで働く人
「(イノシシが出るのは)初めて、聞いたことがない。山とか浜のほうに出るのは聞いていたが、街にでてくるのはびっくり。怖いのは怖い。」


24日朝には、西区小針西でも散歩をしていた女性が後ろから歩いてきた体長約1mのイノシシと遭遇しました。

■柿木哲哉記者
「目撃された現場は住宅と住宅の間が狭く、住宅密集地となっています、道路の幅は車1台がようやく通れるかというくらいになっています。」

22~24日にかけて新潟市内ではイノシシの目撃が相次いでいて、いずれも住宅地から近いエリアです。同じ個体かは分かっていません。

西蒲区の角田山周辺で生息密度が高いとされるイノシシ。専門家は、人目を避けて夕方~朝方にかけて移動することが多いと話します。

■新潟大学 箕口秀夫名誉教授
「集団の中から新たな生息地を求めてとか、餌を探して海岸線に沿ってとか河川の茂みに隠れて、新潟市の市街地までどんどん出かけていっている。」

遭遇した場合、突進をしてくる場合もあるため慎重な行動が必要です。

■新潟大学 箕口秀夫名誉教授
「イノシシの行動を見ながらゆっくり距離を取ることと、塀の影に隠れるとか物陰に隠れることも有効。イノシシは1m以上ジャンプすることもできますので、それ以上高い場所があればそこに登ることも有効。」
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