2025.09.12「本人なのか」県警本部長の“なりすまし”複数の相談寄せられ SNS型投資詐欺の疑いで注意呼びかけ【新潟】
ウソのアカウントによる被害は今のところ確認されていない
県警は、『県警本部長』になりすましたSNSアカウントが見つかったと発表しました。詐欺の疑いがあるとして注意を呼びかけています。
「みなさん、こんにちは。滝澤依子です。皆さんの資産の安全を守るためにグループに招待されて参加することになりました。」
ウソのアカウントは、49人が参加する投資の情報を共有するSNSのグループで使われていました。
警察によりますと、11日に県外に住む人から「投資グループのメンバーに県警本部長が入っているが、本人なのか」と通報がありました。ウソのアカウントは、県警ホームページに掲載されている本部長本人の画像が使用され、名前は『新潟県警察本部 滝澤依子』と書かれています。
グループの参加者はー
「今、滝澤さんが加わってくれてとても安心しました。」
「天にも昇るような安心感を得ました!」
同じSNSグループかは分かっていませんが同様の相談が複数寄せられていて、警察はSNS型投資詐欺の疑いがあるとしています。ウソのアカウントによる被害は今のところ確認されていません。
この件を受け、滝澤依子本部長は「私の名をかたり、LINEアカウントで投資を推奨する許しがたい事案。警察が投資などの安全性を担保するということは絶対にありません」とコメントし、注意を呼びかけています。