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2025年10月12日(日)本日の番組表

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2025.10.10消防車両にクマが接触も 相次ぐ目撃・・・わなの設置やパトロールを強化、自治体で対策進む【新潟】

消防車両にクマが接触も 相次ぐ目撃・・・わなの設置やパトロールを強化、自治体で対策進む【新潟】
県内では目撃や痕跡が1400件以上確認されている
9月以降、クマの出没が急増しています。10月6日に県が【クマ出没特別警報】を発表し最大限の警戒が呼びかけられるなか、自治体でも対策が進められています。三条市では、檻の設置やパトロールを強化しています。

10月6日、新発田市では用水路に落ちたクマが見つかりました。
9日は、十日町市でも消防車両がクマと接触。運転していた職員にケガはなく、クマは山のほうに逃げたということです。

県内ではクマによる人身被害が10件発生していて、目撃や痕跡が1400件以上確認されています。とくに9月以降は出没が急増しています。これを受けて、各自治体も対策を強化しています。

三条市下田地域。
市と鳥獣協議会が仕掛けたわなの様子を見に行くということで、安全対策を行った上で同行させてもらいました。こちらは2週間前に仕掛けた『箱わな』。

別の場所に仕掛け直す予定でしたが-

■猟友会の人
「夕べかじったんだね。クマしかこうやって食べない。」

食べ荒らされた柿の木には、クマの爪痕とみられる痕跡が。

■猟友会の人
「毎日1日1回は確認に回る。昨日回ったときはこんなふうになってない。」

エサとなるハチミツを新しくして様子をみることにしました。下田地域には、クマが出没する地域に箱わなを設置していて、今回は目撃情報があった場所を中心に仕掛け直すことにしました。

■県猟友会三条支部 渡邉英男支部長
「地域の安全や安心、農作物被害がないように微力ながら行動する。」

三条市では2025年4月から10月9日までに、クマの目撃や痕跡が63件報告されています。

■県猟友会三条支部 渡邉英男支部長
「柿やクルミの木がいっぱいある。この前もここで1頭捕獲した。」

10月4日には、この近くで体長約1.3m・体重約120kgのメスグマが捕獲されたといいます。三条市は、県の【クマ出没特別警報】の発表を受け、家庭で不要となったクマのエサとなる柿や栗などの果実の回収を受け付けています。

また、妙高市では子どもの登下校の時間帯にクマが多く出没していることから、小・中学校などにクマ鈴を配布することを決めました。
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