2025.10.21【速報】魚沼市でクマ1頭を駆除「緊急銃猟」新潟県内初の実施【新潟】
「林の中にクマがいる」と住民から警察に通報
県内で初めて『緊急銃猟』により、クマが駆除されました。21日午前、魚沼市の市街地にクマ1頭が現れました。近くに住宅や学校があり人に危険が及ぶ恐れがあるとして、内田幹夫市長が緊急銃猟を許可し駆除しました。
21日午前9時すぎ、魚沼市古新田の住宅地の近くで「林の中にクマがいる」と住民から警察に通報がありました。警察や地元の猟友会などが、現場でやぶと川を行き来する体長約75cmのクマを発見。その後、やぶの中のクマとにらみ合いの状態になったということです。
人の生活圏で住民に危険が及ぶ恐れがあるとして午後1時12分、現場で魚沼市の内田市長が緊急銃猟を許可しクマを駆除しました。
9月に始まった『緊急銃猟』は、現場で警察の許可がなくても自治体の判断で猟銃により駆除ができる制度で、県内での実施はこれが初めてです。