2025.10.21ラーメン店で「まぜ麺」を食べた7人がサルモネラ属菌による食中毒に 5人が入院【新潟】
【資料】新潟市役所
新潟市保健所は21日、市内のラーメン店でサルモネラ属菌による食中毒が発生したと発表しました。5人が入院しましたが、症状は快方に向かっているということです。
食中毒が発生したのは、新潟市西区のラーメン店「らーめん八起」です。新潟市保健所によりますと、8日にこの店で「まぜ麺」を食べた7人に下痢や腹痛などの症状が出ました。7人のうち6人の便からはサルモネラ属菌が検出され、症状や潜伏期間がサルモネラ属菌によるものと一致したほか、7人に共通の食事が「まぜ麺」だけであったことから食中毒と断定しました。このうち5人が入院して治療を受けていますが、いずれも快方に向かっています。
保健所は「らーめん八起」に対して、10月21日~23日まで3日間の営業停止を命じました。
サルモネラ属菌は、鶏卵や食肉・魚介類などをから検出されることがあるため、保健所は市民に対し、卵や生肉などを扱ったあとは手を洗うことや、これらの調理に使った器具は速やかに洗浄することなどを呼びかけています。