2025.10.27【高校バスケ男子|ウインターカップ】夏冬連覇を目指す「帝京長岡」(注目校①)【新潟】
夏冬連覇へ『帝京長岡』
高校バスケ・冬の祭典『ウインターカップ2025』。今週末、全国への切符をかけた戦いが始まります。
そこで活躍が期待される注目校を紹介します。今日は『男子の帝京長岡』です。
夏冬連覇を目指す『帝京長岡』。
今年は、県インターハイで4年ぶりに開志国際に勝利。ライバルを倒したことで大きな自信を得ました。
■帝京長岡 清水天太主将
「入学してから一回も開志国際には勝てていなかったので、自分たちの世代で勝てたというのは大きな財産になった。最後の大会なので、なんとしても日本一を取りたい。」
1年生留学生も存在感を示し、伝統の泥臭いディフェンスも磨きがかかるなど、まさに帝京長岡らしい形に仕上がった今年のチーム。
なかでも欠かせない選手が-
エースの赤澤翔心。
トリッキーなアシストと得点力が自慢のガードで、県インターハイ決勝ではチームトップの20得点を奪いライバル撃破の立役者となりました。
■帝京長岡 赤澤翔心選手(3年)
「出られていないメンバーの思いも背負ってコートに立って勝てたというのは大きい。」
同級生は1年生から試合に出場してきた選手が多い中、赤澤は3年生になるまでほとんど試合に出られませんでした。エースと呼ばれるまでに急成長を遂げたのには、ある〝きっかけ〟がありました。
■帝京長岡 赤澤翔心選手(3年)
「1・2年生のときは我慢をして、2年生の北陸選手権で自分の得意のドライブが上でも通用すると分かって自信になった。」
この冬、再びライバル撃破に挑みます。
■帝京長岡 赤澤翔心選手(3年)
「開志国際に勝って、1位通過をしてウインターカップ本戦に臨みたい。」
そして、〝カギ〟になる選手がもう1人-
ポイントガードの児玉大空(たく)。
周りを生かす視野の広さと泥臭いディフェンスが持ち味です。
帝京長岡に来た理由を聞くとー
■帝京長岡 児玉大空選手(3年)
「兄の影響が大きくて、兄を見て活躍したいと思ったのがきっかけ。」
2年前、キャプテンとして活躍した兄の児玉雅空。ウインターカップ予選では、開志国際に敗れ優勝はできませんでした。兄の悔しさ知る分、冬への思いはひとしおです。
■帝京長岡 児玉大空選手(3年)
「兄が負けた分、自分が勝ってやるという気持ちがある。目の前の試合一戦一戦勝って、最後は開志国際を倒して優勝したい。」
夏の勢いそのままに、4年ぶりの冬の頂点を狙います。
ウインターカップ・男子決勝リーグ最終戦は、11月1日(土)です。