2025.10.29鳥屋野潟南部開発は「自然享有権の侵害」オンブズマンが申し立て【新潟】
開発により準絶滅危惧種に指定されるキタノメダカの生息地が破壊されると主張
新潟市の鳥屋野潟南部エリアの開発が自然環境を享有する権利を侵害するとして、新潟市民オンブズマンが県弁護士会に人権救済の申し立てをしました。
鳥屋野潟南部エリアでは、倉庫型の大型商業施設などの建設が計画されています。新潟市民オンブズマンは、開発により準絶滅危惧種に指定されるキタノメダカの生息地が破壊されると主張。「自然享有権」が侵害されるとして県弁護士会に人権救済申立書を提出しました。
■新潟市民オンブズマン 齋藤裕弁護士
「弁護士会という第三者が入ることで、環境を守るためにどういうことが必要か考えてほしい。」
申立書では、キタノメダカ生息地の開発を中止するよう県弁護士会が新潟市と事業者に警告を出すことを求めています。