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2025年10月31日(金)本日の番組表

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2025.10.30【特集】「生きる原動力をくれたのが〝ファッション〟」古着から新たな衣装を生み出す専門学校生がコンテストに挑戦!【新潟】

【特集】「生きる原動力をくれたのが〝ファッション〟」古着から新たな衣装を生み出す専門学校生がコンテストに挑戦!【新潟】
新潟市の専門学校に通う近野友香さん
新潟市でファッションを学ぶ専門学校生が、古着から新たな衣装を制作するコンテストに挑戦。作品に込めた思いを取材しました。

モデルが着こなす華やかな衣装は〝古着〟で作られています。
中古品販売を手がける『ブックオフ』が、衣類廃棄の問題を解決しようと始めたファッションコンテスト『Reclothes Cup 2025』。今年は全国から過去最多の約600点の応募がありました。

新潟市の専門学校に通う近野友香さん。
制作した作品が最終審査に進みました。

■近野友香さん
「え!?みたいな驚きとうれしさ。最初驚いて、その後のうれしさ。」


制作をスタートさせたのは2025年8月-
1カ月ほどかけて作品を完成させます。

■近野友香さん
「本当はこの生地ほしいけど足りないとか、考えて作らなければいけない。」

近野さんがテーマに選んだのは〝サンゴ礁〟。
サンゴの美しさと、その裏に潜む毒。外見にとらわれないでほしいというメッセージが込められています。

■近野友香さん
「この辺のオレンジと青の部分を表したくて、これを作ったり。」

古着を丸く切り、縫い合わせて1つのパーツを作ります。素材を余すことなく使えているかが評価のポイントになります。

■近野友香さん
「端っことか使えないところとかを切り刻んで、これの中に入れて。」

最終的に500個ほどパーツを作りました。

■国際トータルファッション専門学校 神戸悠太教務部長
「すごく頑張り屋で、自分でこれをやると決めたことに対して逃げずに立ち向かう学生だと思います。」


高校時代、不登校になったという近野さん。SNSで偶然見つけたファッションブランドが気持ちを大きく変えました。

■近野友香さん
「もうビビッときた。こんなかわいい服初めて見たって。当時はどうして生きているんだろうくらいの気持ちだった。自分が生きる原動力をくれたのが〝ファッション〟ですね。」


提出期限の2日前-

■近野さんの友人
「あともうちょっとじゃない?」

友人も加わり追い込み作業です。この作品がランウェーで披露されます。


■近野さんの友人
「毎回、発想力がすごくて驚かされます。そこにいくんだみたいな。すべてにおいてひたむきに頑張れる子なので、本当に応援したいと思います。」

■近野友香さん
「大変で泣いちゃうことも山のようにある。寝られなかったりとかもあるんですけど、でも洋服を作れるってすごくないですかって思うんですよ。すごく洋服ひとつで明るくなると思います。」


10月13日-
福岡で開かれた最終審査。東京パラリンピック閉会式の衣装ディレクターなど、世界で活躍するデザイナーが審査員を務めます。近野さんも会場に到着しました。

■近野友香さん
「緊張しているが楽しんで過ごしたい。」

約600人の観客を前に、ランウェーがスタート。
最終審査に臨んだ40作品を身につけたモデルが次々とステージを歩きます。そして、近野さんの作品が登場。

■近野友香さん
「自分が想像していた感じでかわいく歩いてくださって、率直に自分の服かわいいなって思った。」


迎えた結果発表-
「リクロースカップ2025 デザイン部門グランプリは・・・作品ナンバー1番・川端應斗さんです。」

近野さんの名前が呼ばれることはありませんでした。

■近野友香さん
「納得する結果。本当に自分が勝てないと思ったような作品がグランプリを取っていて、自分の中で納得いく結果だったし。でも自分の抱いた感情や個性は捨てたくないし、皆さんに分かってもらえる形に落とし込めるようなデザインを描けるようになりたい。」
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