2025.11.05【節約術】灯油価格の高止まり続くなか「石油ファンヒーター」2つの節約ポイントとは【新潟】
メーカーに節約のポイントを聞く!
気温が下がり、石油ファンヒーターなど暖房器具を使い始めた方も多いのではないでしょうか。灯油価格の高止まりが続くなか、メーカーに節約のポイントを教えてもらいました。
新潟市南区にある暖房機器メーカーのダイニチ工業。
まず重要なのは石油ファンヒーターを〝置く位置〟だといいます。
■ダイニチ工業広報室 工藤夏希さん
「大きな窓から入ってくる冷気をファンヒーターが後ろから吸い込んで、暖かい空気に変えて部屋全体に循環させてくれるため、こういった冷気が入ってくる場所を背にして置くことをおすすめしています。暖房効率が良くなって結果的に無駄な灯油の消費が少なくなります。」
もうひとつのポイントは、忘れがちになる〝フィルターの掃除〟です。
■ダイニチ工業広報室 工藤夏希さん
「ここにホコリがたまってしまうと、吸い込む空気の量が少なくなってしまって必然的に出てくる温風の量も少なくなってしまうというのと、ホコリがたまるとファンヒーターの風が上の方に出てしまって天井ばっかり暖めてしまい無駄な運転をしてしまう。」
週に1度のフィルターのお手入れを呼びかけています。
また、部屋にいる人を感知し運転をコントロールする省エネセンサーや、自動で燃焼をセーブするエコモードなどを活用することも節約になるといいます。
ダイニチ工業の試算では、1シーズンに1900時間使うとして約10000円の節約が期待できます。冬本番に向け、無理のない節約と工夫が必要になります。