2025.11.10原子力災害が発生した想定:住民300人が参加「ドライブスルー方式」で避難経路を把握など対応を確認【新潟】
個人情報や避難経路などを即座に把握できる『ドライブスルー方式』
県内で原子力災害が発生した想定で訓練が行われました。
柏崎市や刈羽村で震度6強の地震が発生し、柏崎刈羽原発から放射性物質が放出されるという想定です。燕市では約300人の住民が参加し、バスや乗用車で避難所まで誘導する流れを確認しました。
放射性物質による汚染状況の確認では、体の表面や手足などの検査ができる機械を同時に使用して時間短縮を目指しました。他にも、バスに乗車させたまま住民のQRコードを読み込むと、個人情報や避難経路などを即座に把握できる『ドライブスルー方式』を採用しました。
■花角英世知事
「デジタル技術の活用が進んできて、格段に合理的・効率的になっている。」
柏崎市では、車いすの避難者を村上市の社会福祉施設に搬送する訓練が初めて実施されました。