2025.11.11高齢者宅に「住宅用火災警報器」を無料設置、普及率100%目指し 五泉市建築組合がキャンペーン【新潟・五泉市】
『住宅用火災警報器』は2011年6月に設置が義務化
火災が増える季節です。五泉市建築組合が、住宅用の火災警報器を無料で設置するキャンペーンを実施しました。
キャンペーンは五泉市建築組合と五泉市消防本部の共催で、今回で3回目です。市内の高齢者世帯から255件の応募があり、抽選で選ばれた100世帯に無料で『住宅用火災警報器』を設置します。
初日もさっそく担当者が高齢者宅を訪ね、警報器を取り付けました。
■警報器を設置してもらった 黒井勇作さん
「それでも火の取り扱いには気を付けていかなければいけないです。」
『住宅用火災警報器』は2011年6月に設置が義務化され、設置率は全国で84.9%、五泉市は88%となっています。
■五泉市建築組合 番場靖明組合長
「実際に私たちが回ってみますと、まだ(住宅用火災警報器が)付いていない家がたくさんあることに驚いています。普及率100%を目指すということを初年度から申し上げておりますので、その目標に向けて続けていきたいと思っております。」
五泉市消防本部は、警報器をつけることで火災を早めに感知し大きな被害を防ぐことができるとして、まだ取り付けていない世帯に設置を呼びかけています。