県内初の公立夜間中学の開校を目指す新潟市で有識者会議が開かれました。

11月10日の会議では、夜間中学の設置に向けた基本計画の最終案が報告され、高校を中退した人などのフォロー体制について意見が交わされました。夜間中学は戦後の混乱や不登校などで十分に教育を受けられなかった人に学びの場を提供します。

新潟市は。2027年4月に明鏡高校の校舎を使った公立夜間中学の開校を目指していて、地域住民を対象に説明会を開く方針です。

■新潟大学教職大学院 雲尾周教授
「夜間中学があることで学び続ける人がいて、学んだ成果で住みやすさをつくっていける。そういったことを実現できると期待している。」

学校名は12月から市のホームページなどで募集し、今年度中に発表される予定です。