2025.11.18野生の毒キノコ「ドクササコ」家族4人が食中毒、うち1人が入院:県内で今シーズン初【新潟・南魚沼市】
野生の毒キノコ『ドクササコ』
南魚沼市で野生の毒キノコ『ドクササコ』を食べた家族4人が食中毒を起こし、このうち1人が入院しています。
県によりますと17日、南魚沼保健所に医療機関から「ドクササコによる食中毒が疑われる患者2人を診察した」と連絡がありました。調査の結果、60~90代の家族4人は9日に南魚沼市内で野生キノコを食用キノコと思い採取し、けんちん汁やみそ汁にして食べたということです。4人とも13日夜から手足の指の痛みなどの症状が出たということです。
患者が採った場所を調べたところ同じ特徴のキノコが見つかり専門家が鑑定した結果、いずれも毒キノコの『ドクササコ』と判明しました。4人のうち1人は現在も入院して治療を受けています。
毒キノコによる食中毒は今シーズン初めてで、県は、【毒きのこ食中毒発生注意報】を発令しました。