2025.11.20【柏崎刈羽原発】東京電力社員が秘密文書を複数回にわたり無断コピーし保管【新潟】
「現時点で社外への文書の流出は確認されていない」
柏崎刈羽原発で東京電力の社員がテロ対策にかかわる秘密文書を、複数回にわたり無断でコピーして保管していたことが明らかになりました。
原子力規制委員会が示した資料によりますと、東京電力の担当社員は2025年6月に柏崎刈羽原発のテロ対策にかかわる秘密文書を必要な手続きを取らずに保管場所から持ち出してコピーし、自分の机に保管していました。文書は決められた場所での厳重な管理が義務付けられていますが、この社員はほかにも同様の行為をしていたということです。
東京電力によりますと、「現時点で社外への文書の流出は確認されていない」ということです。柏崎刈羽原発については、花角知事が再稼動を容認する意向を固め、21日に臨時会見を開いて公表する見通しです。