2025.11.20幻の西洋ナシ「ル レクチエ」解禁!消費拡大へ新幹線で出発【新潟】
県産の『ル レクチエ』THE NIIGATAと新宿髙島屋の店頭へ
幻の西洋ナシと呼ばれる『ル レクチエ』の販売が20日解禁されました。卸売市場で初せりが開かれたほか、新幹線を使って首都圏にも発送されました。
新潟市江南区の新潟市中央卸売市場。朝6時からの初せりにかけられたのは、佐渡や白根地区で採れた『ル レクチエ』です。夏の暑さなどの影響でやや小ぶりですが、糖度は例年並みに高いということです。出荷量は例年の7割、約470tを見込んでいます。
■JA新潟かがやき 長澤義弘常務理事
「今年もいよいよこの時期が来たかという感じ。黄色くなってから皮をむいて食べて、家庭で楽しんでいただければ。」
■県果樹振興協会西洋なし部会 志田洋一副部会長
「夏の高温や干ばつによって小ぶりだが、品質は一番いいと思う。贈り物や自分のためのごほうびとして食べていただきたい。」
『ル レクチエ』の出荷は12月下旬ごろまで続きます。
その『ル レクチエ』を首都圏の人たちに、もっと味わってもらおうという取り組みも始まりました。JR新潟駅で新幹線に積み込まれたのは県産の『ル レクチエ』7箱。東京・銀座のアンテナショップ『THE NIIGATA』など、首都圏でのPR活動のため新幹線で運ばれました。
■白井希咲記者
「県産の『ル レクチエ』を乗せた新幹線が、新潟駅から東京に向け出発しました。」
新幹線を使うことで輸送時間の短縮となり、新鮮なまま食品を運ぶことが期待できるといいます。
■県食品・流通課 臼井久樹課長補佐
「首都圏を中心とした県外ではまだ認知度が低い状況にあるので、認知度を高めていきたい。」
■新潟市食と花の推進課 小林信一室長
「1カ月ぐらいしか出回らないが、首都圏の皆さんにおいしく食べてほしい。」
運ばれた『ル レクチエ』は、THE NIIGATAと新宿髙島屋の店頭に並びます。