太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃から2025年12月8日で84年です。攻撃を指揮した山本五十六の出身地長岡市では、戦争犠牲者への慰霊と平和への願いを込めて花火が打ち上げられました。

午後5時すぎ、長岡市の信濃川河川敷で戦争犠牲者への鎮魂の花火『白菊』が2発打ち上げられました。続いて、世界平和を願う花火『金冠(きんかむろ)』も1発打ち上げられました。

1941年12月8日、日本軍によるハワイ・真珠湾への奇襲攻撃をきっかけに始まった太平洋戦争。鎮魂と平和の花火は2011年から毎年この日に市民有志により打ち上げられています。

打ち上げを前に、アオーレ長岡では平和を願うキャンドル約40個が点灯されました。

■来場した人
「ずっと平和であってほしい。平和を願っています。」
■来場した人
「私たちの世代が若い人たちにしっかりと伝えていかなければならないと思う。」

また、日本時間の8日未明にはハワイ・ホノルルでも追悼式典が開かれ、長岡市・磯田市長と公募で選ばれた長岡市出身の大学生ら9人が参列し犠牲者を悼みました。