2025.12.16夏の暑さの影響も・・・「結構少ない」十日町市でイチゴの収穫始まる【新潟】
十日町市の花水農産で収穫始まる
クリスマスケーキによる『イチゴ』の需要が高まるなか、十日町市のハウスでもイチゴの収穫が始まりました。
十日町市の花水農産では、『越後姫』を約1万株育てています。先週7日からはクリスマスの需要に合わせ2800株の収穫が始まっていますが、量が少ないと言います。
■花水農産 宮内隆和社長
「(例年と比べると)今年は3割ぐらいしか花芽がついていないので結構少ない。」
原因は夏の暑さ・・・
この時期に収穫するイチゴは、夏の夜に人工的に冷やすことで花芽を出し収穫を早めます。しかし、今年は暑さが厳しく、一度着いた花芽がなくなってしまったといいます。
■花水農産 宮内隆和社長
「定植してからこのハウス内でも冷やすとか、一度ついた花芽がなくならないような工夫が今後必要。」
花芽がついていない株は2月ごろ収穫できるといいますが、クリスマスを前にまとまった注文への対応は難しいと言います。
■花水農産 宮内隆和社長
「うちのお客さんはケーキ屋さんが主なお客さんなんですけど、他からもかなり仕入れてもらうことになると思う。」
一方、収穫されたイチゴは糖度が高く甘く仕上がっているということです。花水農産のイチゴは直売所やネットでも販売しています。