• 現在のお知らせはありません。

2025年12月17日(水)本日の番組表

UXニュースNEWS

2025.12.17原発再稼働と知事の信任が確実に「ウルトラCをやってきた」県議会最終日を前に各党会派が最終協議【新潟】

原発再稼働と知事の信任が確実に「ウルトラCをやってきた」県議会最終日を前に各党会派が最終協議【新潟】
来週22日採決
柏崎刈羽原発の〝再稼働〟と花角知事の〝信任〟が確実となりました。

22日の県議会最終日を前に、17日は県議会各党が対応を協議。野党が再稼働を前提にした予算案に反対する一方、単独過半数を占める自民党が賛成を決めました。

再稼働を容認した花角知事が12月県議会に提出した原発の広報費用3100万円の予算案。最大会派の自民党が予算案に賛成した上で、信任の意思を示す付帯決議の提出を決めたなか、17日は第2会派の「未来にいがた」が対応を協議。反対の方針を決めました。

■未来にいがた 大渕健代表
「(予算案に)我が会派としては反対する。付帯決議なるものが自民党から提案されているが、本体の予算案に反対なのでそこにも(賛成に)至らず。」

自民党は、不信任案を提出するよう『挑発』していましたが-

■未来にいがた 大渕健代表
「不信任も議会の構成的には成立しないと、(知事は)最初から自民党ともくろんで投げかけをしてきている。そのこと自体がおかしいのに、なぜ我々がそこに賛同して乗っていくのか。」

『不信任案の見送り』を明言。第2会派といっても議席数は自民党の半分以下。
こんな本音も-

■未来にいがた 大渕健代表
「多勢に無勢。その環境があるから最初からかかってくる。それは数を持っているところが強いですよ。」

第3会派・リベラル新潟も-

■リベラル新潟 小泉勝幹事長
「知事がこれまで『県民に信を問う』と言ってきた、そこがこれ(約3100万円の予算案)に置き換わっているのはどうなっているんだ。そこが一番、県民が不審に思っているところで、そこが一番の問題。」

予算案に反対した上で「相手の土俵には乗らない」と主張。こちらも不信任案の提出を見送ることを決定しました。

■リベラル新潟 小泉勝幹事長
「理論も理屈もない力技でねじ伏せてきて、最終的に議会で決着というウルトラCをやってきた。今回の熱を次の知事選に振り向けないといけない。」


単独過半数を占める自民党。
「県議会で信を問う」とする知事と、自民党の手法を批判する野党を一蹴しました。

■自民党県連 岩村良一幹事長
「その神学論争(結論のない議論)のような学説的な議論に与するようなことは私どもはしない。」

これで、県議会での議論は事実上終了。
来週22日の採決を待つのみとなります。
ページのトップへ