2025.12.19【柏崎刈羽原発】住民らが「運転差し止め」訴え 審理早めるよう求める【新潟】
新潟地裁で第49回口頭弁論
住民らが柏崎刈羽原発の運転差し止めを求める裁判の第49回口頭弁論が新潟地裁で開かれました。
柏崎刈羽原発の再稼働をめぐっては、来週22日の県議会最終日で関連予算案の可決をもって容認を判断した知事が信任される見通しです。
18日、裁判前に開かれた集会で和田弁護団長は、裁判所に審理を早めるよう求めると話しました。
■脱原発新潟県弁護団 和田光弘弁護団長
「差し止めを求めてる裁判なので、差し止められない裁判をいつまでも永遠とやるつもりはない。」
裁判で原告側は、複合災害時の避難について「避難計画には不備や欠落が多い」と主張。一方、東京電力側は国などが必要な避難対策をまとめているとして「不備はない」と反論しました。
次回は、2026年3月24日に開かれます。