2025.12.19後輩の警察官に「ボコボコにしてやる」キャビネットを叩くなど威嚇 警部補がパワハラで戒告処分【新潟】
男性警部補は「バカにされたと感じた」とパワハラの事実認める
県警は、19日付で県警本部に勤務する警部補の男性が後輩の警察官に対し、パワーハラスメント行為を行ったとして『戒告処分』にしたと発表しました。
県警によりますと、2025年10月、県警本部に勤務する50代の男性警部補は2日間にわたり職場内で後輩にあたる男性警察官にキャビネットを叩くなどして威嚇し、「ボコボコにしてやるぞ」「自殺しろ」などと暴言を浴びせるなど脅迫したパワーハラスメント行為をしたということです。
2日間とも上司や同僚が仲裁に入っていて、上司が監察官に報告し発覚しました。県警の調べに対し、男性警部補は「男性警察官から業務に関することでバカにされたと感じた」「申し訳ありませんでした」とパワハラの事実について認めているということです。
県警は、男性警部補に対し19日付で口頭や書面で厳重注意を与える『戒告処分』を行い、脅迫の疑いで新潟地検に書類送検をしたということです。県警の清水文宏首席監察官は「職務倫理教養の更なる浸透を図り、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。