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2026.01.21悲喜こもごも「経済が支配されてきたから」入り混じる地元住民の感情:まもなく6号機が再稼働【新潟】

悲喜こもごも「経済が支配されてきたから」入り混じる地元住民の感情:まもなく6号機が再稼働【新潟】
再稼働が数十分後に迫る
原発問題をめぐっては、賛成派・反対派が激しく意見をぶつけあってきたなかで再稼働が数十分後に迫っています。

14年ぶりの再稼働。
地元住民には様々な感情があります。

原発から約3kmに位置する『民宿たや』。一室からは、この雪の中でも柏崎刈羽原発がはっきりと見えます。切り盛りする須田聖子さんは、再稼働を待ち望んでいました。

■民宿たや 須田聖子さん
「母が原発推進でやっていたもので、今日は時間をかけてお参りしました。(Q.何か報告された?)いよいよですという感じでしょうかね。」

民宿を始めて約50年。建設当初からこの場所で原発を見つめてきました。14年前に全号機が停止するまでは数カ月連泊する作業員も多く、宿泊客の半数以上が原発関係者でした。

■民宿たや 須田聖子さん
「(原発の)点検のときなど、ダイバーっていうか海での仕事もきっとあるんでしょうね。(宿泊客に)ダイバーの姿が見えたりとかにぎわっていた。(Q.また期待は?)そうですね、それは思います。」

食堂には-

■民宿たや 須田聖子さん
「東電も頑張っているし、みんないい方向に向かえばいいなと思う。」

年が明けてこのカレンダーをめくった際、当初再稼働が予定されていた20日に印を入れました。

■民宿たや 須田聖子さん
「待ってました、静かに。でも私だけじゃないと思う。」

原発の安全対策や自治体の避難計画によく目を通してきたこともあり、再稼働に不安はないと話す須田さん。民宿のにぎわい以上に願っていることがあります。

■民宿たや 須田聖子さん
「本当にここの電気が早く東京にいくといいなと思う。みんなが明るくなればいいなと。」


5年前から様々な立場の地元住民が意見を交わす地域の会のメンバーとして、再稼働に慎重な立場で意見を述べてきました三井田潤さん。

■三井田潤さん
「反対は反対なんだけど、国の言うことだから僕らは逆らえません。」
「廃棄物ですよね。ここはずっと小高い山だった、砂山で。父親が原発の工事をしているんだと見たときに、すごい大規模な工事をしている。(父が)いずれ時代が廃棄物も解決するから大丈夫だって言ってたけど、いまだに解決していないので。」

三井田さんは1990年ごろから10年以上 東京電力の関連会社に勤務し、柏崎刈羽原発の構内で働きました。

■三井田潤さん
「東電の中央操作室で運転操作・起動操作をするときにボイラーを使う。そういう操作をやっていました。」

原発の街に育ち、原発で働いていたからこそ感じてきたことがあります。

■三井田潤さん
「うちも鋼材屋だったので原発はお得意様だから悪口言うなって。この街は原発で生きている。勤めている人も多い。やっぱり経済が支配されてきたから、何にもみんなが言えない。」

『安全に終わりはない』
東京電力の小早川社長が述べた、この言葉を信じているといいます。

■三井田潤さん
「(再稼働は)国が決めたことだから仕方がないですよ。ただ安全安心が私たち地元住民の願いなので。」
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