2026.01.22【柏崎刈羽原発】再稼働からわずか1日・・・6号機「何らかの不具合」原因究明のため原子炉停止へ【新潟】
再稼働からわずか1日で原子炉を停止
再稼働からわずか1日で原子炉を停止します。
21日午後7時過ぎに再稼働したばかりの柏崎刈羽原発6号機で何らかの不具合が発生し、東京電力は点検のために原子炉を停止すると発表しました。
東京電力によりますと、22日午前0時28分、柏崎刈羽原発6号機で制御棒を引き抜く作業中に警報が鳴りました。何らかの不具合が発生したとみられますが現時点で原因が特定できておらず、東京電力は22日午後に原子炉を停止して点検すると発表しました。
このあと午後7時から発電所で会見を開きます。
「6号機プラント起動のため、CR(制御棒)引き抜き開始します。」
不具合発生の5時間半前、6号機の中央制御室では稲垣武之所長ら幹部のほか、県や柏崎市の担当者・県技術委員会のメンバーも見守るなか再稼働に向けた作業が行われていました。
そして、午後7時2分・・・
「1902、CR(制御棒)引き抜き操作を開始した。」
福島第一原発事故から15年。深刻な事故を引き起こした東京電力による再稼働。
視察した技術委員の評価はー
■県技術委員会 小原徹座長
「しっかりした運転・機械操作をしていて非常に確実に行っていた。全体の作業もスムーズに行っていて、とくに問題になるものは無かった。」
一夜明けて22日午前、東京電力の小早川社長は県議会を訪れ、再稼働を後押しした自民党県連の幹部と面会していました。
■東京電力HD 小早川智明社長
「これまでのプロセスに対して、私どもとして感謝の意をお伝えするとともに、しっかり安全最優先で取り組みますという決意をお伝えした。午前中の段階で少し電源盤に不具合が発生していると聞こえていて、現場のほうでメーカーを含めて対処していると聞いています。」
<Q.今後の工程に影響を与えるものか?>
■東京電力HD 小早川智明社長
「これは・・・現場の不具合解消次第かと思います。」
東京電力が不具合を公表したのはこの取材の直後でした。原子炉は起動したまま安定していて、外部への放射能の影響は無いということですが、作業再開の見通しは立っていません。
県民意識調査で、東京電力が再稼働することに不安を覚える回答が7割に達し、事業者としての適格性が問われている東京電力。再稼働に先立って、規制委の山中委員長も厳しい言葉を投げかけていました。
■原子力規制委員会 山中伸介委員長
「(東京電力の)事業運営に対する安全第一の姿勢、社長の責任、(福島原発の)廃炉を貫徹するんだという3つは絶対に大切にしていただきたい。それに対する違反があれば、われわれはきっちり対応しますよと。」
再稼働翌日に原子炉停止となった事態を東京電力がどう説明するのか、22日夜の会見が注目されます。