2026.01.23【柏崎刈羽原発】6号機運転停止「何日かかるとはまったく言えない状態」原因特定できず、営業運転に遅れも【新潟】
23日午前0時3分に原子炉停止
1月21日、14年ぶりに再稼働した柏崎刈羽原発で制御棒にトラブルが起きた問題を受け、東京電力は未明に原子炉を止めました。復旧の見通しは立っていないことから、2月26日に予定する営業運転が遅れる可能性も出てきました。
■柏崎刈羽原発 稲垣武之所長
「発電所長としてプラントをいったん停止し、原因を徹底的に調査していく必要があると判断した。」
再稼働からわずか1日・・・東京電力は22日夜に緊急会見を開きました。一体何が・・・。
■柏崎刈羽原発 稲垣武之所長
「(再稼働に向け)制御棒の引き抜き操作を行っていたところ、制御棒1本の電動機制御盤に警報が発生し引き抜き操作を中断した。電気部品の交換を実施したが、状況が改善されなかった。」
東京電力によると、14日にも別の制御盤で同じ警報が鳴りましたが、このときは部品を取り換えたところ元に戻りました。しかし、今回は原因を突き止められていません。
会見から5時間後、核分裂を抑える制御棒を再び原子炉に挿入。午前0時3分、原子炉が停止しました。
今後の見通しを問われた稲垣所長はー
■柏崎刈羽原発 稲垣武之所長
「1日2日で片が付くことは我々もあまり想定していない。何日かかるとはまったく言えない状態なので、まずは原因調査をしたい。」
2月26日に予定していた営業運転の開始について、遅れる可能性にも言及しました。
一夜明け、再稼働を容認した花角知事は。
■花角英世知事
「技術的なところはよく分からないが、十数年ぶりというところでなかなか色んなトラブル・予見しがたいものもあるのだろう。ひとつずつしっかり潰してもらいたい。」
こう述べつつ、停止の判断は評価しました。
一方、再稼働に期待を寄せてきた地元・柏崎市の桜井市長。23日、東京電力・小早川社長らの新年のあいさつを受けました。
■東京電力HD 小早川智明社長
「これまでずっと冷えていたプラントがようやく温度を伴って運転を開始するので、様々なトラブルもあり得るだろうと準備をしてきたので、しっかりと気を引き締めて緊張感をもって安全を最優先に取り組んでいきたい。」
■柏崎市 桜井雅浩市長
「今回の所長の迅速・潔い判断は、一定程度 信頼を回復し得るような判断だった。妥当な判断だった。安全な再稼働を進めてほしい。」
「トラブルは想定内」とする小早川社長ですが、原因が特定できていないなか短期間で解決できるのか、長期化するのか見通せていません。