2026.02.03【衆院選|新潟2区】前職2人と新人2人の激戦:シリーズ候補を追う③【新潟】
期日前投票は7日(土)まで、投開票は8日(日)
衆議院議員選挙の県内小選挙区の戦いをお伝えするシリーズ、3回目は【新潟2区】です。
【新潟2区】には、4人が立候補しています。
届け出順に、参政党の新人・平井恵里子さん、日本維新の会の新人・金井典子さん、自民党の前職・国定勇人さん、中道改革連合の前職・菊田真紀子さんです。
前職2人と新人2人が争う2区。それぞれどんな選挙戦を展開するのでしょうか。
―――<参政・新 平井恵里子候補>
新潟市西区で第一声を行った参政党の平井恵里子さん。2区内最大12万8000人の有権者を抱える大票田で、投票率の向上を呼びかけました。
■参政・新 平井恵里子候補
「政治を変えるには国民が参加しなきゃいけないということです。参加するということは投票をするということです。(投票率を)70%くらいにしたいと思っています。そうすれば必ず生活は変えることができます。」
2025年夏の参議院選挙に出馬するとSNSを中心に支持を広げ、初の国政選挙で20万票を獲得。勢いをつなげ、今回の選挙戦でもさらに支持を広げようと意気込みます。
■参政・新 平井恵里子候補
「参政党というだけで入れてくださった方ももしかしたらいると思う。政策がきちんと分かって入れてくれたわけではないという人もいると思うので、今度は参政党はこういう政党なんだというところを分かっていただけるようにと思っている。」
選挙戦4日目は、燕市へ。
■参政・新 平井恵里子候補
「本当は今日、燕駅でやろうと思ったが(雪で街宣車を)止止められなくて。いたし方ないところもある。」
訴えの中心は、消費税の段階的廃止。他の政党が掲げる政策との違いを強調します。
■参政・新 平井恵里子候補
「参政党は一貫して結党当初から、消費税は廃止だと言ってきました。食料品だけではないです。一律廃止です。」
また、国民負担率の軽減も訴えました。この日は吹雪の影響もあってか街宣に集まる支援者の数は数人ほど。冬の選挙で出歩く人の数も減るなか、強みとするSNSを活用した選挙戦を展開します。
■参政・新 平井恵里子候補
「人数が増えたので、SNSをやってくれている人の。党員が増えたことによって、そういうのが得意な人が増えたのでチームで回るような感じになった。」
序盤は2区内の各自治体を回って反応を確認する戦略。外国人問題にかかわる政策も掲げる参政党ですが、新潟では生活に関する政策を優先して訴えていくとしています。
■参政・新 平井恵里子候補
「天気がどうであろうとやるって決めているので、一人でも多くの人に刺さればいいわけです。そこで聞いていなくても声が届いていればもしかしたらということもあるので、雪とか寒さはそんなに大変だとは思っていない。」
―――<維新・新 金井典子候補>
日本維新の会から出馬した金井典子さん。生命保険会社に勤務しながら、2人の息子を育てる母親として子育て環境の整備、とくに部活動の地域移行の課題解決を訴えました。
■維新・新 金井典子候補
「親御さんの協力がないと、なかなか全員やりたいことができない。やりたいスポーツができない。文化部になるとどこで吹奏楽演奏すればいいかなど、たくさんの課題がまだまだ山積み。」
公示翌日も地元・新潟市西区へ。
社会保険料の引き下げや、飲食料品の消費税2年間ゼロに向けた検討の加速を打ち出す日本維新の会。金井さんは、自民党と連立を組む与党であることをアピールします。
■維新・新 金井典子候補
「野党や自民党だけでは変わらない。何のしがらみもない日本維新の会、この政治のアクセル役となってしっかりと国を支えていく。金井典子もその一役を買わせていただく。」
その自民党の候補も出馬していますが、党の地域支部である新潟維新の会の柴田巧代表は「どちらが改革を進めていく上でエンジン役になれるか選んでもらう」として、選挙においては対決姿勢を取ります。
■新潟維新の会 柴田巧代表
「与党のなかでの戦いになるかもしれないが、よりこの国の新潟にとって良い結果をもたらす。色々な改革を力強く推進していくのはどちらかということを問う選挙だと言い続けている。」
■維新・新 金井典子候補
「日本維新の会は、是々非々言いたいことは言う。だめなことはだめ。良いことは良いと言える党だと思う。」
大きな組織をもたない金井さんの選挙戦を支えるのは、ママ友や学生時代などの友人たちです。
■維新・新 金井典子候補
「仕事も持っているのでなかなか手伝ってとも言いづらかったんですけど、皆さん自分から手伝うよって言って来てくれてありがたいです。」
初めての国政選挙で、課題は知名度。とにかく有権者の声を直接聞きたいと意気込みます。
■維新・新 金井典子候補
「皆さんの声を届ける、そして議論する。当たり前のことなんですけど、これをやらせてもらいたい。」
―――<自民・前 国定勇人候補>
自民党の前職・国定勇人さん。かつて市長を務めた三条市で行った第一声では「政権選択選挙だ」と強調します。
■自民・前 国定勇人候補
「争点は高市早苗政権を維持し、前に進ませていくのか。そうではなく再び停滞の失われた30年を積み重ねていくのか、この一択であります。」
前回の選挙では比例単独で立候補し、当選。今回は、小選挙区にくら替えして3期目を狙います。
国定さんにとっては、区割り変更後の2区で挑む初めての選挙戦。選挙戦序盤は、企業や団体回りに力を入れました。週末は街宣車に乗り各地で街頭演説。1日は大票田の新潟市西区を回りました。
訴えるのは、高市政権が掲げる積極財政と食料品の2年間消費税ゼロに向けた検討の加速です。
■自民・前 国定勇人候補
「この2年間しっかりとした経済の軌道にのせるための取り組みとともに、やはり物価高対策もしっかり取り組むなかで、おひとりおひとりの皆様方の暮らしをしっかりと守り抜く。これが高市早苗政権の神髄でございます。」
さらに、環境大臣政務官や国交大臣政務官を務めた実績を強調します。
燕市で開いた個人演説会には党本部から小林鷹之政調会長が応援に駆けつけ、会場に集まった約500人を前に国定さんを激励します。
■自民 小林鷹之政調会長
「いま政権のど真ん中で十分仕事ができる職責を果たせる政治家だと思っていますので、この総選挙は国定勇人候補を政権のど真ん中に送り込んでいく、そういう気持ちで皆さん戦っていこうじゃないですか。」
2区では、保守的な政策を訴える参政や連立を組む維新の候補が出馬していますが「全く気にしていない」と話す国定さん。選挙戦終盤に向けて、無党派層へ支持拡大を図ります。
■自民・前 国定勇人候補
「最初のときに定めた道を愚直に一歩一歩進み、自らの訴えを愚直に言い続けるこの戦略には変わりはない。終盤戦以降も引き続きこのペースでやっていきたい。」
―――<中道・前 菊田真紀子候補>
9期目を目指す中道改革連合の前職・菊田真紀子さん。公示日翌日に三条市で開いた個人演説会。応援弁士として小川淳也前衆院議員が応援に駆けつけるなか、選挙区内の公明党市議らも参加していました。
■公明 笹川信子三条市議
「初めて皆さんの前に立つものですから、黄色いストールを用意しました。」
■中道・前 菊田真紀子候補
「この前、笹川市議がわざわざ私のところにごあいさつに来ていただいて『ずーっとあんたの悪口言っていたのにさ、今度一緒に選挙やるってどういうことかね』と正直におっしゃってくださって。」
用意した150席を上回る数の支援者を前に、菊田さんは中道への合流に理解を求めます。
■中道・前 菊田真紀子候補
「『いままで一生懸命 応援してきたのに、真紀子さんに裏切られたような気持ちだ』と言ってくる方も大勢いました。でも立ち止まっていられないんです。」
翌日(1月29日)は、2区内でも屈指の豪雪地帯・三条市の下田地区を街宣。途中、雪が道路をふさぎ進めないハプニングも。
雪降るなかの選挙で、いつもの戦い方ができないと話します。
■中道・前 菊田真紀子候補
「私の選挙はとにかく1日30カ所くらい街頭演説をやりながら、おひとり おひとりの声を聞かせていただくスタイルなので、それが全くできないので全然読めないですね。」
中道の副代表に就任した菊田さん。街頭演説の訴えの中心は物価高対策です。
■中道・前 菊田真紀子候補
「生活者ファーストを掲げ、新しい新党中道改革連合で家計を支えるための政策を実現してまいります。食料品の消費税を恒久的にゼロにいたします。」
このほか、教育の無償化や旧民主党政権下で導入された農家の戸別所得補償制度の復活も強調します。
選挙戦も中盤-
支持層を固めるとともに、無党派層の獲得も狙います。
■中道・前 菊田真紀子候補
「物価高で大変なので、こんな時期に何百億円もかけて選挙やるっておかしいんじゃないのってことは皆さんおっしゃいます。雪国の実情をしっかり伝える国会議員として仕事をさせていただきたいと思っています。」