2026.02.09【衆院選】比例区で復活当選の中道・西村智奈美氏 生出演:中道の大敗をどう受け止める【新潟】
中道改革連合:西村智奈美氏
解散総選挙をめぐってめまぐるしい1カ月となりました。今日は、9日に新潟1区で比例復活を果たした中道・西村智奈美さんをスタジオにお迎えしました。
8日の衆院選、新潟1区では自民党の内山航さんが小選挙区で勝利。全国的な中道の厳しい戦い、とくに新潟では前回2024年の全勝から、今回はすべて自民党が奪取したという事実もあり、特徴的な選挙区として背景を西村氏に伺います。
■岡拓哉アナウンサー
「今回の選挙、中道としては県内・全国で厳しい結果。どう受け止めていますか?」
■中道・前 西村智奈美氏
「立憲民主党の新潟県連の前代表として、今回2024年の総選挙の時には小選挙区で全員が当選をさせていただきましたけれども、今回は逆に全員が落選という結果になりました。本当に仲間の辛そうな顔を見ると私も切ない思いでいっぱいですけれども、本当に大きな政治の流れが変わったなというふうに受け止めています。私自身も力不足でこういうふうに結果が出てしまったということは本当に申し訳なく思っています。」
■岡拓哉アナウンサー
「相原さんは取材を通して今回の選挙はどう見ていますか?」
■UX 相原亮記者
「2024年度と比べて攻守が逆転したと思います。自民党は裏金問題ももちろん批判をされていましたが、今回の選挙は高市人気にしっかりのるということに徹してましたね。世の中ががらりと変わるとか、あとは積極財政などについて、野党批判を抜きにしてかなり連呼している印象でした。一方で中道について言えば、やはり自民一強への不安や大義なき解散ということで、中道側としては与党批判に徹していました。しかし、そこは噛み合うというよりもむしろ向いている方向は違っていて、有権者がそこをどう受け止めたというところでかなり差がついたのかなと思います。」
■髙橋泉アナウンサー
「西村さん、やはり高市さんの風というのはかなり強かったという印象は選挙戦を通じてありますか?」
■中道・前 西村智奈美氏
「それはかなり強かったと、今振り返ってみても思います。あの何と戦っているのかってやっぱり聞かれると、この高市戦風と戦っていたんではないかなという感じがしています。非常に人気の高い総理なんですけれども、全国的な様子などを見ても本当に仲間がすごく残念な結果になってしまって、それぞれ個々の議員はとても能力のある方が多いんですけれども、そういった人であっても落選をしているということはやっぱり私たちは本当に何と戦っていたんだろうという感じです。」
■岡拓哉アナウンサー
「なぜ今回、その中道がこれだけ厳しい戦いになったのかということを、UXの取材も含めてイラストで今回は例を作ってみました。監修の相原さんお願いします。」
■UX 相原亮記者
「西村さんもご本人がどう考えるか別としてですね、とくに西村さんと2区・菊田さんは、かなりこの個人のファンというのは非常に地元では多いなという印象です。ラーメン屋を例えにイメージカラーのオレンジの『西村家』と名付けました。政策も含めて〝独自のスープ〟があり、これは西村さんのいわゆる人柄・独自の政策を掲げてずっと根をはって戦ってきたと。そこに一定の常連客というのもいた。そういう印象は私も新潟に来て取材していて、すごく強く感じました。それはやはり強さにつながっているんだろうと思っていました。ただ、その後突然『中道』という新しい党ができ、西村さんも最初は戸惑ったと思うんですけども、エネルギー政策原発や安保政策を含めて西村さんのカラーが消えて・・・これはすごく強く批判されましたけども、それまで自民党とずっとやってきた公明党寄りの政策にモデルチェンジを野田さんはした。おそらく政権を取るにはこれしかないと思ったんでしょうけども、一方で政策面は万人受けする かなり味が薄くなったんじゃないかな思います。そうなったために『西村屋』に対して、この常連客で今までやってきた人がかなり離れたのではないかと、昨日の出口調査を見ましても無党派層がかなり離れている結果が出ていて、西村さんから離れているような印象を受けました。中道ができた後に中道に入るかどうかということを支持者の方に諮ったと思いますが、やはりこういった常連客の方から『なんで一緒になるんだ』みたいなそんな声はなかったんですか?」
■中道・前 西村智奈美氏
「私が支持者の方に説明をする集会をやらせていただいた時には、直接的にはこういったお声がなかったんです。むしろ応援していただくというような声の方があって。とにかくいま自民党の勢いがとても強いと、高市政権の支持率がとても高い中で、しかも私の目から見るとデマと言えるようなものであっても政治家が自分の人気を高めるためにそれをあえてまた流布したり拡散したりしていると。そういった政治が続いていくと、本当に日本・この国はどうなるんだろうとそういった危機感から、やはり野党がまとまってちゃんと政権交代を旗印に選挙をやるっていうことは必要なのではないかと。そういった意見もいただいた。しかし、結果としてラーメンが万人受けするようなスープに薄まったというふうに見えたということは、やはり私たちの政策や、あるいはなぜこの新党だったのかということを説明する十分な時間を取ることができなかったということかなと思います。」
■UX 相原亮記者
「最後のマイク納めの時に万代の演説行ったんですけども、第一政党を比べて『中道フランチャイズ』ではなくて、もともとの西村屋に転換しているような演説に変化しているように見えたが、そこは意識していたのですか?」
■中道・前 西村智奈美氏
「じつはあまりなくて、最初から私は西村屋なんです。最後の方は、やはりこのままいくと本当にまた自民党一強の国会に戻ってしまうと。大きな流れに巻き込まれて行政監視・政府の監視も十分できないんじゃないかという危機感があって、あえて少し強めのことを言わせていただいてたんです。けれどもスープの味は変わってないつもりなんです。」
■岡拓哉アナウンサー
「これだけの全国的な中道の惨敗と言ってもいいかもしれませんが、今後 西村さん、中道はどうしていくんでしょうか。まとまるのか、立て直していけるんでしょうか?どうお考えでしょうか。」
■中道・前 西村智奈美氏
「ここ2、3日だと思います。今日も執行役員会が開催されていると聞いてますし、また私たちもそれぞれ上京して情報交換・情報共有をするということになると思います。やっぱり今こういう時だからこそ、きちんと議会制民主主義が機能しないと私は本当に危ないなというふうに思っているんです。自分たちの党をどうするか、自分たちの所属する政党はどうあるか、そういったことも大事なんですけれども、やっぱりもう来週から国会が始まってしまいますので、そこに向けてどう戦っていくかということを中心に考えていかなくてはいけないなと思っています。」
■UX 相原亮記者
「どう立て直すかということと、今年は新潟県知事選、あとは所在地で新潟市長選もあります。これへの対応というのはどうされるんでしょうか?」
■中道・前 西村智奈美氏
「立憲民主党新潟県連の時には、市町選挙区で5人全員が当選をしている衆議院議員がいました。参議院議員が2人。これだけの国会議員がいる県連としては、やはり候補擁立に向けて検討するというのはそれは責任があるだろうというふうに思っておりました。そのようにも申し上げていたんですけれども、ここに来てそういった状況は変わったというふうに自分自身は受け止めております。これからいろいろまた話し合いをしていきたいと思っています。」
これから野党どうなっていくのか、しっかり私たちも注目していきたいと思っています。
新潟1区・比例区で当選しました中道・西村智奈美さんに話を伺いました。