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2026.03.27【特集|県警に聞く】対象の違反113項目、4月から導入 自転車違反に「青切符」注意点は?【新潟】

【特集|県警に聞く】対象の違反113項目、4月から導入 自転車違反に「青切符」注意点は?【新潟】
4月から16歳以上を対象に加わる『青切符』
来週4月1日(水)から新年度です。新しい年度を迎えて大きく変わるもののひとつに、自転車の交通違反に対する『青切符』の導入があります。違反者に対して反則金が科される場合もあるのですが、どういった点に気をつけるべきなのでしょうか。県警に聞きました。

左から飛び出してきた自転車と車が衝突。手には光るスマホのようなものが・・・。こちらは一時停止をせずに走ってきた自転車が車と衝突。こうした自転車の交通違反に4月から交通反則通告制度、いわゆる『青切符』制度が導入され反則金が科されます。

■60代
「あまり知らないです。ながらスマホで来る人を避けてたりとかはなくなると思う。」

■20代
「いいことだと思う。いま僕の自転車ライトついていないので、ちょっと早めにライトつけなければと思う。」

県内で2025年の1年間に起きた自転車がかかわる事故は、266件。2人が亡くなっています。これまで自転車の取り締まりは、軽微な違反行為には『指導・警告』、より悪質な違反に対して刑事手続きを踏む『赤切符』の2通りでした。

ここに、4月から16歳以上を対象に加わるのが『青切符』。
違反をした際に手渡される書類の色からこう呼ばれています。背景には、交通事故全体の件数が減るなかでも、自転車関連の事故が後を絶たないという理由がありました。

■県警交通企画課 桜井智晃課長補佐
「全国的には自転車の事故の件数が減りにくくなっています。全体の事故に占める自転車が関与した事故の割合が、年々高くなってきています。」

『青切符』の対象となる違反は113項目。
通勤時間帯に交通量の多い交差点を取材すると、違反となりうる事例がいくつも見られました。

■入澤芽生記者
「スマホの画面を見ながら自転車に乗っていますね。」

携帯電話の使用や保持は1万2000円の反則金。もっとも高額です。

■県警交通企画課 桜井智晃課長補佐
「危険な場合でもブレーキを両手でつかめなくなりますので、危険を避けることができなくなります。ながらスマホの場合はスマートフォンに注意がいきますので、前方左右への注視と後方への注意が散漫になりますので、危険を察知することが難しくなってきます。」

さらに・・・

■入澤芽生記者
「イヤホンをして自転車に乗っています。」

傘差し運転やイヤホンを装着しての運転は、5000円の反則金が科される場合があります。

別の交差点では・・・

■入澤芽生記者
「自転車が歩道を通行しています。」

歩道の通行や車道の右側通行・いわゆる逆走は、6000円の反則金を科される場合があります。

■県警交通企画課 桜井智晃課長補佐
「自転車は車道通行が原則ですので、歩道通行できる場合は限られてきます。」

例外として「自転車歩道通行可」という標識のある歩道では、自転車は歩道を通行することができます。そのほか、赤信号無視は6000円、複数の自転車による横並び走行は3000円、一時不停止は5000円の反則金を科される場合があります。

取り締まりの対象は、悪質・危険な違反、重大事故につながる可能性が高い違反や、実際に事故の可能性が高まった場合です。

■県警交通企画課 桜井智晃課長補佐
「ながらスマホのように行為自体が危険な違反は、即取り締まりの対象としています。一時不停止や信号無視などは『指導・警告』の対象。交差道路の自動車に急ブレーキをかけさせたりするなど、他者に危険を及ぼしたようなときは取り締まりの対象としています。」

このほか、『指導・警告』を受けながら違反を継続した場合も同様です。検挙された場合は、警察官から青切符と反則金納付書が渡され、反則金を支払うことで手続きは終結します。

■県警交通企画課 桜井智晃課長補佐
「3年以内に2回以上 一定の違反行為を繰り返すと、反則通告制度とは別の制度によって自転車運転者講習を受講していただくことになります。違反を繰り返さないようにしていただきたいと思います。」

反則金を期限内に納めないと、刑事手続きで処理されることになります。これまでも危険性の高い違反は、刑事手続きを伴う『赤切符』で取り締まっていました。

2025年の自転車による交通違反の検挙数415件のうち、125件は一時不停止によるものです。

■県警交通企画課 桜井智晃課長補佐
「1箇所1箇所しっかり止まっていただかないと違反ということになります。違反を繰り返すと、いずれどこかで他者に危険を及ぼすことになれば、検挙の対象になります。(一時不停止など)違反も増えるかなという気がしております。」


4月1日に迫る、『青切符』の導入。
利用者に、どの程度浸透しているのでしょうか?

生徒の8割近くが自転車通学という高校で聞いてみるとー

■高校生
「知らなかった。」

■高校生
「わからなかったです。交差点で横が見えなくて、ちょっと前に出ないといけなかったときに、急に車が飛び出してきたときがちょっと怖かったです。歩道を走っちゃいけないとか、左側を走ることが難しい場合もあったりする。」

■高校生
「しっかり止まるときは止まって、安全に運転したいと思います。」

正しい知識を持たないと、違反を犯してしまうケースも出てきそうです。

たとえば、交差点の向こう側に渡る場合、〝標識のある・なし〟で渡る場所が違うということ知っていますか?

■入澤芽生記者
「こちらは『自転車歩道通行可』という標識のある歩道です。道路を渡る場合は、歩行者信号の隣に『歩行者自転車用信号』という標識があるため、横断歩道脇の自転車通行帯を渡ることになります。」

一方、標識がない横断歩道もあります。
その場合は…

■入澤芽生記者
「『自転車歩道通行可』という標識が無い横断歩道では自転車は車道の左側を走行し、車用の信号機に従うことになります。」

こうした細かいルールも、いまのうちに確認が必要です。

■県警交通企画課 桜井智晃課長補佐
「4月から交通反則通告制度が始まることで大きく変わる点は、青切符や反則金の納付書が交付されて反則金を納めることになるが、自身が交通事故に遭わないように そして他の方を交通事故に遭わせないように、安全に利用していただきたいと思います。」

車よりも気軽に利用できる一方で、自転車の詳しい交通ルールまで理解できているかというと不安な部分もあります。スピードは車より出ないとはいえ、事故で相手に大きな被害を与えてしまうこともあります。この機会に、ルールやマナーを再確認しましょう。
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