2026.05.26【特集|県知事選挙】投開票まで1週間を切り終盤の戦い 3候補に密着:31日投開票【新潟】
県知事選挙は5月31日(日)投開票
県知事選挙は投開票まで1週間を切り、終盤に入りました。県内各地で支持を訴える3人の候補にカメラが密着。それぞれの選挙戦を取材しました。
―――<無所属・現 花角英世候補(68)>
ラストサンデーとなった24日。現職の花角英世さんは、多くの観光客が訪れる弥彦神社から街宣をスタートさせました。演説では、これまでに取り組んだ『災害への対応』や『地域医療』などに加え、次の4年間を『攻めの県政』と称し経済の活性化を訴えます。
■無所属・現 花角英世候補
「多くの県民がとにかく地域を元気にしてくれ、経済を元気にしてくれとそう望んでおられる。経済の活力、新潟県の経済・強い経済にしていく。その取り組みに力を入れていきたい。」
3人の候補の中で、最年長の68歳。選挙戦も終盤に入りました。
■有権者
「体調いかがですか。」
■無所属・現 花角英世候補
「なんとかあと6日間、長いんだよね。」
この日の昼食は、お弁当。普段は公務などで食べられないときもあるそうです。
■無所属・現 花角英世候補
「(Q.選挙期間中はしっかり食べられている?)逆に規則正しいよね。必ず昼食が(日程に)入っている。(Q.テンションの上がるおがずは?)そんなこだわりない。なんか好きなの(おかず)ある?」
■スタッフ
「エビフライ大好きですね。」
20分ほどで済ませて、次の目的地へ。
■無所属・現 花角英世候補
「1回目の選挙のとき思わず言いましたけど、こんなに選挙って大変なんだって。変わらないですね。選挙は大変です。エネルギーがいります。」
2期8年の県政運営を経て、高い知名度の花角さん。人が集まる場所では握手をして回ります。
自民党県連を中心にサポートを受け、組織戦を展開。農業が盛んな新潟市江南区で開いた個人演説会では「一次産業の活性化がまずは重要」と話し、『稼げるコメ作り』の環境づくりに取り組むと訴えました。
■無所属・現 花角英世候補
「少ない労力で多くの収穫をするためには、基盤整備が重要だと思っている。市とも相談しながらスピードアップ・加速させていかなければいけない。」
政策などを訴えるときに意識していることは『わかりやすく話すこと』です。
■無所属・現 花角英世候補
「話している以上は理解してもらいたいとは思っている。筋道を立ててというところは当たり前のことですけど、意識はしている。」
終盤戦も変わることなく『やってきたこと』と『これからやること』を訴えるとしています。
■無所属・現 花角英世候補
「これからの4年間はまさに、若い世代にこの新潟で自分のやりたいことが見つかる・ここで働きたいと思う魅力的な職場がますます生まれていくように、その成長の4年間。攻めの県政を進めていきたい。」
―――<無所属・新 土田竜吾候補(38)>
選挙戦7日目の5月20日。新人の土田さんは、新潟市秋葉区の街頭でマイクを握りました。38歳の若さと『県政の刷新』を掲げ、演説の中で触れるのは花角知事の原発再稼働プロセスです。
■無所属・新 土田竜吾候補
「県民の皆さんとの約束をほごにするものには断じてやっぱり許せないんです。許しておくわけにはいかない、その思いで今回の選挙戦 戦っております。」
知名度を課題にあげ、序盤の3日間でほぼ全県を回ったという土田さん。その後は、中道の現職と前職の国会議員などが一緒に回り支持を訴えています。
■中道改革連合 黒岩宇洋前衆院議員
「選挙始まる前は現職の知事は誰もが知っている、土田候補はほとんどまだ知られてない。10日間で十分にしっかり追いついて、最後に差し切れると思っています。」
この日は30℃に迫る気温の中、住宅街で人を見つけて駆け寄ります。
■無所属・新 土田竜吾候補
「ここ数日熱くなってきた。熱中症対策。」
昼食は、田上町のお好み焼き店。
■スタッフ
「料理するの?」
■無所属・新 土田竜吾候補
「最近していないです。やろうと思えばできるんですけど。(得意料理は)カレーです。」
食事の時もメッセージ動画を撮影します。
政策として『人口減少ストップ』と『賃金アップ』を掲げます。県民生活の喫緊の課題としてあげるのは『物価高対策』です。
■無所属・新 土田竜吾候補
「まず上水道の基本料金の無償化の部分は、おそらく一番最初に取り組む形になろうかと思います。そういった中で、あと保育料の部分と学校給食の部分は順次 制度設計も含めて準備をしていきたいと考えています。」
先週末は中越地方を回り、小千谷市で個人演説会を開きました。
■無所属・新 土田竜吾候補
「地域で頑張っている事業者がしっかりと賃上げを行っていけるように、昨今の物価高の状況もしっかりと鑑みて価格転嫁の取り組みをサポートする。確保した利益で皆さんが物価高に負けない賃上げを享受できるように、私は全力を尽くさせていただきます。」
陣営は、選挙戦の最終盤にかけて街頭演説の回数を増やし、有権者への浸透を図るとしています。
■無所属・新 土田竜吾候補
「とにかく私がもう必死に県民とコンタクトというか、足で稼ぐしかないと私は思っております。一発逆転はないと思いますので、地道にしっかりとやっていきたいと思っています。」
―――<無所属・新 安中聡候補(48)>
無所属で新人の安中聡さんは、特定の政党や団体の支援を受けず、選挙戦序盤の数日以外はほぼ一人で選挙活動を続けています。取材前日も自らハンドルを握って中越地域を回り、車内で仮眠を取りました。
■無所属・新 安中聡候補
「(Q.どこで寝た?)座席を倒して。」
広い県内を回るため、選挙期間中は時間の余裕もありません。
■無所属・新 安中聡候補
「(Q.朝ごはんは何を食べた?)朝はお菓子感覚のラーメン。(Q.毎朝食べている?)毎朝じゃなくて、小腹がすいたとき。」
県内各地を回りながら、選挙ポスター貼りや街頭演説の録画と編集・SNS配信などを一人でこなします。
■無所属・新 安中聡候補
「(Q.雨の日は大変ですね)そうですね。(傘が)壊れちゃいました。」
柏崎市に入り、訴えるのは柏崎刈羽原発の停止と廃止一本です。
■無所属・新 安中聡候補
「原発事故が起きてから止めればいいなんて話じゃなくて、しっかりと(事故が)起こる前に柏崎刈羽原発を廃止して、万が一の放射能汚染もさせない。そうしなければいけないこの強い思いが、今回の私の県知事選挙においての一番の思い。」
これまで2018年の知事選のほか、参院選や五泉市議選など何度も選挙に出馬してきた安中さん。そうした政治活動の中で、原発廃止が重要だと考えるようになったといいます。
■無所属・新 安中聡候補
「いろいろやっている中で、新潟県の原発には問題があるなと。実際に東日本大震災であれだけの事故が起きているので、新潟県がよくなるには原発はやはりない方がいいということで。」
今回の選挙費用は自腹で工面したといい、お金のかからない選挙に取り組もうとしています。
■無所属・新 安中聡候補
「供託金300万円とポスター代は間違いなくかかって、街宣車の燃料費は完全に自腹でやっています。たとえそのお金を失っても、言わなければいけないことはあるので。今回の件でいえば当然、原発廃止ですよね。」
選挙資金は、市議時代の貯金をあてました。
■無所属・新 安中聡候補
「基本的に節制して過ごせば、結構お金はたまるんですよね。今回の知事選で供託金が没収になれば、残りは20万円とかその程度しか残らない。補足説明という形で文字を入れた。」
8年前の知事選では、得票率は4%ほどにとどまりました。支持をいかに広げるかが課題です。
■無所属・新 安中聡候補
「原発に対してこういう思いでなんで廃止しないといけないかという必要性を話している。」
県知事選挙は、5月31日(日)投開票です。