2026.05.29長岡戦災資料館が移転しリニューアル、空襲の現実をわかりやすく伝える工夫も【新潟・長岡市】
長岡空襲の歴史などを語り継ぐ『長岡戦災資料館』
長岡空襲の歴史などを語り継ぐ長岡市の『戦災資料館』が、29日にリニューアルオープンしました。若い世代に記憶をつなげる工夫も施されています。
1945年8月1日-
長岡のまちの約8割を焼き尽くした、長岡大空襲。その悲惨さを伝え後世に語り継いでいるのが、長岡市の『戦災資料館』です。これまでに残るより多くの資料を展示するため、29日に場所を移転しリニューアルオープンしました。
オープニングセレモニーでは、地元の小学生が合唱を披露。若い世代に戦争の記憶をつなぐことが大きなテーマとなるなか、移転前の約3倍の資料が展示され、避難の様子がわかるデジタルマッピングを設置するなど空襲の現実をわかりやすく伝える工夫がなされました。
■長岡市 磯田達伸市長
「それぞれのひとりひとりの人生が、いかに大切であるかということを子どもたちや青少年に知ってもらいたい、訴えていきたい。」
移転先は、空襲の爆心地となった場所。
空襲経験者の今泉恭子さんも当時の記憶がよみがえります。
■空襲経験者 今泉恭子さん(86)
「燃えていないところを探しながら、家と家の間を逃げて田んぼに入った。なんでこんなことしなければならないんだろうと思った。」
新たな資料館のオープンを機に、多くの人に当時の経験から学んでほしいと願います。
■空襲経験者 今泉恭子さん(86)
「正確な事実をおぼえてもらいたい。色々な資料があるから読んでほしい。分からなかったら聞いて欲しい。私たちは分かってほしくて話をしているから。」
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長岡空襲をめぐっては、2026年7月にその悲惨さと平和への願いを描くアニメ映画が公開されます。
7月17日に全国で公開される『君と花火と約束と』。長岡花火を舞台に、空襲からの復興や平和への願いを込めた高校生たちのラブストーリーです。空襲の様子もアニメーションで描かれ、犠牲者への鎮魂の祈りを込めた花火「白菊」が物語のカギを握ります。
劇中には、この『戦災資料館』も登場します。
主人公の誠役は人気アイドルグループ「timelesz」のメンバー・佐藤勝利さん。ヒロインの煌役は、連続テレビ小説など話題作への出演が絶えない原菜乃華さんです。
先日、映画と長岡への思いを聞きました。
■主人公の誠役 佐藤勝利さん
「長岡花火・長岡空襲もそう、戦争が描かれているのもそう。深さもあるしこれだけ思いがある。(演じる上で)しっかり背負わないといけないなと思わされた。」
■ヒロインの煌役 原菜乃華さん
「長岡花火に込められた思いや先人たちがつないできた遺志が、次の世代につなげる橋渡し的な役割を担っている作品。」
今年で終戦から81年。
その悲惨さを学び、伝えていかなくてはいけません。