2026.07.02【夏の高校野球】春ベスト4 初の甲子園狙う「加茂暁星」:注目校③【新潟】
県内屈指の『打のチーム』に成長した加茂暁星
『夏の高校野球 新潟大会』の開幕が7月9日に迫りました。そこで、この夏の注目校をシリーズで紹介します。3回目は『加茂暁星』です。
春ベスト4、この夏、初の甲子園出場を狙う『加茂暁星』。春は長打の数が出場校のなかで最多と、長打力が光りました。夏に向けてさらに結束を高めるため、2つのチームに分けていた練習を春以降は65人全員で行っています。
■中川瑛稀主将(3年)
「いまのチームに必要なものを練習前や練習後の課題として、自分から積極的に(意見を)出すようにしている。」
キャプテンの中川瑛稀。全員が責任を持つため新チーム発足からキャプテンはローテーションで交代してきましたが、3月に中川が正式に就任しました。
■中川瑛稀主将(3年)
「責任に対してすごく重く感じて迷うこともあったが、チームのみんなもついてきてくれるので安心してできている。」
プレーでもチームを牽引(けんいん)。安定感のあるショートの守備に加えて、監督も評価する状況に応じたバッティングで〝つなぐ4番〟としてチームを支えています。
■中川瑛稀主将(3年)
「全員で戦い抜いて、最終的に甲子園に出場できたらいい。」
ともに打線を引っ張るのは、広角に強い打球を飛ばす細越圭太。1年夏から公式戦に出場するも結果が出ず、2年夏はベンチメンバーからも外れました。
■細越圭太選手(3年)
「外れたことがいずれ大事な経験になると思って、秋から絶対レギュラーとってやるぞという気持ちで切り替えて頑張った。」
悔しさを糧に、誰よりも振り込んでバッティングを強化。するとこの春、長打力が覚醒します。初戦から満塁HRを含む6打席連続長打を記録し、5試合で打率4割5分と結果を残しました。
■細越圭太選手(3年)
「打てばチームの勢いがつくと思うので、自分の任された役割をこなしながらチームの勢いをつけるようなバッティングをしたい。」
県内屈指の『打のチーム』に成長した加茂暁星。
その秘密は・・・ある練習にありました。
■細越圭太選手(3年)
「(Q.何の練習をしている?)横から投げてもらうバッティング練習をしている。よりボールを長く見て、体の近くで強く打てる。」
冬から始めたティーバッティング。トスをする人は、バッターのほぼ真横からボールを投げます。その効果は・・・。
■細越圭太選手(3年)
「あまり崩されることがなくなって、広角に強い打球が打てるようになった。」
■中川瑛稀主将(3年)
「まっすぐに対しても、変化球に対しても、どちらもしっかりと対応できるようになった。」
最後の夏-
2人のバットで甲子園に導きます。
■中川瑛稀主将(3年)&細越圭太選手(3年)
「夏も頑張ろう、甲子園行こう。」
そんな2人も信頼をおく加茂暁星の絶対的エースは、抜群の制球力が持ち味のサウスポー・矢能快人。ブレーキの利いた変化球や、キレのあるストレートで打者を打ち取る投手陣の要です。
■矢能快人投手(3年)
「日本文理という名前に押されてしまった。」
秋の日本文理戦では、5回途中4失点と悔しい敗戦を喫しました。しかし、この試合をきっかけに下半身を徹底的に強化。安定したフォームを手に入れ迎えた春、日本文理に対し9回を90球で完封。見事リベンジを果たしました。
■矢能快人投手(3年)
「気負わずに投げられたことが結果につながったと思う。」
悔しさを成長につなげ、自信を手にしたエースと打線。65人全員で悲願の夢舞台へ駆け抜けます。
4回目は、センバツ甲子園にも出場した『日本文理』です。