2026.08.04【特集|フジロック】裏方からライブまで「自分のふるさとの祭り」地元が支え盛り上げる【新潟】
前夜祭と合わせて約12万人が来場した「フジロック」
今年も湯沢町苗場で国内最大級の野外音楽フェス『フジロックフェスティバル』が開催されました。裏方としてまたライブでも、地元が支え盛り上げました。
恒例の前夜祭。フジロック開幕を待ちきれない来場者が盆踊りで盛り上がりました。
■来場者
「いまが一番楽しい。始まっているのに始まっていないから、前夜祭が一番楽しい。」
■苗場観光協会 師田富士男さん
「長く来ている人からは、自分のふるさとの祭りに参加しているような声が結構多い。我々地元は、日本全国から自分のふるさとだと思って『苗場祭り』に集まってもらっている。」
地元にとってフジロックは〝地域の祭り〟。通算29回目(苗場では27回目)、節目の30回が目前となり地域活性化・経済効果からもなくてはならないイベントです。
■苗場観光協会 金澤健太さん
「例えば見渡してもゴミが落ちていないですし、(運営を)こうした方がいいとお客さんが教えてくれるとか、お客さんとの気持ちで作り上げてきたところがある。」
開幕を祝う花火が上がり、いよいよ幕開けです。迎えた初日。
■名古屋から フジロック初参加
「自然を求めてた。」
■静岡から フジロック3回目
「自然の中で音楽が楽しめる。」
■韓国から フジロック初参加
「スゴイです!」
メインとなるもっとも大きい『GREEN STAGE』をはじめ、苗場の森に大小さまざまなステージとイベントエリアが点在し、自然の中でライブが繰り広げられます。
■フジロック主催 スマッシュ 石飛智紹さん
「幅広い世代のお客さんに来ていただきたい。新型コロナでいったん(来場を)中断した世代の方にも来ていただきたいと意識して(アーティストの)ブッキングを進めた。」
今回の出演アーティストは、3日間で約180組に上ります。GREEN STAGE前を埋め尽くした観客。初出演の藤井風さんがその人気を見せつけました。
新潟市育ちの難波章浩さんがメンバーのロックバンド『Hi-STANDARD』も同じくGREEN STAGEに登場。圧巻のライブで盛り上げました。
■Hi-STANDARDファン 南魚沼市から
「青春真っただ中だったので、めっちゃ感動しました。」
■会場で知り合ったファン同士
「〝ハイスタ〟が私の青春で見たいとずっと思っていて初だった。もう号泣!号泣!」
今回の来場者は前夜祭と合わせて約12万人、この盛り上がりを地元が支えています。『フェス飯』とも呼ばれる様々なメニューがそろった飲食店エリア。行列の先にあったのが苗場食堂苗場観光協会が運営していて、『とろろ丼』や地元ならではの『きりざい丼』はフジロック屈指の人気メニューです。
■来場者
「昨日とろろ食って、今日これ(きりざい丼)食べたいなって。いつも毎年、これがいい。」
■苗場観光協会 富沢雄一郎さん
「大変ですね、めっちゃ大変です。スタッフさんも新しい人がいて教えてあげたり。」
苗場食堂のまとめ役の一人、富沢雄一郎さん。
■苗場観光協会 富沢雄一郎さん
「小さいときからただの『地元の祭り』と思っている。でもありがたい。いっぱい人が来てくれて、経済効果もあって。」
そのもうひとつの姿が…じつは〝DJ〟。各地のイベントなどに出演し、腕を磨いていました。2025年関係者から声がかかりフジロック初出演を果たしました。
■苗場観光協会 富沢雄一郎さん
「音楽が好きになったのもフジロックが間違いなく(きっかけ)。フジロックのせいでDJを始めたようなもの。」
今回、2回目の出演に挑みます。
■苗場観光協会 富沢雄一郎さん
「ずっと半分半分。楽しみなのと不安と。不安というか緊張する感じが半々、がんばります。」
会場はDJブース『BLUE GALAXY』。2日目の夕方6時・DJ TOMMYとして、DJプレースタートです
。レゲエなどゆったりしたテンポから徐々に盛り上げていきます。曲と曲のつなぎ方にこだわったというDJプレー約50分間、観客を盛り上げました。
その手ごたえは-
■DJ TOMMY
「まだまだ修業が足りない。来年はまた出してもらえるように頑張ります。」
楽しさも課題も様々な思いで終えた29回目のフジロック。
節目の30回となる来年の夏を待ちます。