2026.08.10【夏の甲子園|1回戦】全員で戦った甲子園「日本文理」プロ注目投手に挑む【新潟】
日本文理 4-6 大分商業
夏の甲子園、8日に新潟代表の日本文理は大分商業との初戦に臨みました。プロ注目の好投手を相手に一歩も引かない文理野球を見せてくれました。
迎えた、決戦の日。
■富沢菜々アナウンサー
「まもなく日本文理の初戦が始まります。新潟から約600人の大応援団が駆けつけました。熱気に満ちあふれています。」
部員101人、そして新潟代表の誇りを胸に・・・戦いの幕が上がりました。
■実況
「大会4日目の第3試合です。新潟・日本文理と大分商業の一戦。」
先発のマウンドに上がったのは、エース・染谷。ランナーを背負いますが、1回を無失点に抑えます。そのウラ、先頭の土屋太偉哉がセカンドへの内野安打で一塁へ。その後、2アウトランナー2塁となり、4番・吉田。2ストライクノーボールから粘って粘ってフォアボールをもぎ取ると・・・打席には2年生の臼木。レフトへの先制タイムリーヒット!つないで決めた鮮やかな先制攻撃(日本文理 1-0 大分商)。さらに3回、先頭の2番・安達、続く3番・秦がヒットでノーアウト2塁1塁とすると、4番・吉田の第2打席。ライトへのタイムリーヒットの3連打でリードを2点に広げます。なおもノーアウト2塁1塁のチャンス。ここで、大分商業のエース・平田がマウンドへ。150km/hに甲子園がどよめきます。ここは大会屈指の投手に流れを断ち切られます。
それでも4回、内野ゴロ3つ打たせて取る素晴らしいリズムで、染谷が抑えます。自分のピッチングを貫く文理のエース・染谷。しかし5回、1アウト1塁で連続バントと揺さぶりをかけてくる大分商業。バントを成功し、1アウト3塁1塁のピンチに。その後、菅原のレフトへのタイムリーヒットで同点に追いつかれた日本文理。6回も杉山&萱島のタイムリーで勝ち越しを許し、なおも続くピンチ・・・。
このタイミングで1年生・浅井がマウンドに行きます。3年生・染谷からマウンドを託された1年生・浅井。
■実況
「1年生・浅井が踏ん張りました。」
ピンチをしのぐ好リリーフをみせます。そのウラ、臼木が平田からチーム初ヒットで出塁し、その後2アウトながら臼木は3塁へ。
■実況
「平田にねじふせられました、得点できず。」
遠いホームベース・・・7回、日本文理を飲み込む甲子園の魔物。三遊間タイムリーを打たれ差を4点に広げられます。追いつきたい日本文理は8回、3番・秦がヒットで出塁し、さらに4番・吉田も続きここまで2安打の5番・臼木。タイムリーツーベースで1点を追加し、差は3点に。さらに、ノーアウト満塁で7番・綿貫がタイムリーを放ち、これで2点差に縮めます。
9回、左手を骨折しているキャプテン・渡部がマウンドへ。ショート・吉田のファインプレーなどでスリーアウト!。諦めないのが、日本文理。そのウラ、2アウトで打席には、3番・秦。7球粘るも空振り三振にスリーアウトに。
届かなかった甲子園での9年ぶりの勝利。それでも夢の舞台で出し切った文理野球に後悔はありません。
■日本文理 秦碧羽選手(3年)
「聖地・甲子園で自分の打撃が生きて、やってきたことが間違いではなかったと思わせてくれる最高の場所だった。」
■日本文理 吉田流太選手(3年)
「甲子園はみんなの憧れの場所だし、センバツのときは憎い思い出だったが、今は後悔はない。」
■日本文理 渡部倖成主将(3年)
「自分が出られないなかでも、自分をここまで連れてきてくれて仲間に感謝したい。」
全員で戦った甲子園
その思いは次に進む原動力にー
試合後、鈴木監督は「春夏出場の歴史を作ってくれた、ありがとうと言いたい」と話していました。また、2年生の臼木選手も「この悔しさを1・2年生で共有して秋につなげたい」とすでに前を向いていました。