2026.08.10【プロ野球|オイシックス】又吉克樹選手「幸せなプロ野球人生でした」今季限りで現役引退を発表【新潟】
今季限りで現役引退を発表した又吉克樹選手
今季『オイシックス新潟アルビレックスBC』に加入した又吉克樹選手が、今季限りで現役を引退すると発表しました。
又吉は2013年にドラフト2位で中日ドラゴンズに入団すると、セットアッパーとして活躍。2022年にはFA権を行使し、ソフトバンクに移籍。11年間でNPB歴代6位の通算173ホールドを達成しました。その後、メキシコでプレーし、2026年4月にオイシックスに入団。今シーズンはここまで26回2/3に登板。
又吉は、球団を通じて「大きな理由としては自分の中で緊張感なくマウンドへ行くことが増えてきたことが理由になります。残りの時間はオイシックスの後輩たちへ伝えられることを全て伝えたいと思います。まだ今後は決まっていませんが、実演しながら指導できる指導者になりたいと思うのでそちらの勉強もしていきたいと思います。ファンの皆様の叱咤激励で投げ続けることができた幸せなプロ野球人生でした。本当にありがとうございました。」とコメントを発表しています。
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■又吉克樹選手からコメント(全文)
突然のご報告になりますが、今シーズンをもって現役を引退する決断をしました。
自分の中で緊張感なくマウンドが行くことが増えてきてしまったことが大きな理由です。
2014年からプロ野球でプレーをしてきて、様々な経験から毎試合「打たれたらどうしよう」「マウンドに行くのが怖い」という不安を練習から乗り越えてマウンドで必死に結果を出してきたのが、ここ数ヶ月は「マウンドに行くのが楽しい」と思う機会が増えてきました。
最初は今までとは違う自分を見られたと思っていましたが、あの恐怖や緊張感から逃げているようにしか感じられなくなってしまい、独立リーグからNPBに行った時に果たしてその気持ちがあったか?と自問自答するうちに、「このままではあの気持ちを忘れてしまうのでは?それでは今のチームの選手が見たときに良い刺激にならない。」と思い、ここで線を引くことにしました。
思い返せば、2013年のドラフトで、中日ドラゴンズには独立リーグからドラフト2位という名誉な評価をしてもらい、ルーキーから3年連続で60試合登板や先発など様々な経験をさせてもらったことでFA権を獲得し、独立出身初のFA権行使という機会も頂くことができました。
ドラゴンズファンの皆様に「又吉広報」とあだ名までつけて頂いたのは一生の宝物です。
その後福岡ソフトバンクホークスに移籍し、セ・リーグとパ・リーグの違いや新天地での刺激を感じさせてもらい、「より良い選手になりたい。」と思いながら4年間を過ごさせてもらいました。
移籍1年目に、ファンの皆様のおかげで、ファン投票でのオールスター選出やCS登板、さらには優勝という大きな経験もさせて頂き本当に感謝しています。
しかし怪我もありなかなか期待に応えられなかったのが悔しかったです。
骨折の際に挫けずにリハビリをできたのも、両チームファンの皆様からの励ましのコメントやDMさらには手紙で応援してもらったお陰です。
本当にありがとうございました。
その後も1ヶ月間でしたがメキシコに行き海外でプレーする厳しさを学び、帰国してすぐに、「ぜひ一緒に」と野球をする場所を提供していただいたオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブにも感謝しかありません。
このようなご報告ができるのも、オイシックスが声をかけてくれたからこそです。
残りの時間はオイシックスの後輩たちへ伝えられることを全て伝えたいと思います。
今まで指導していただいた方、そしてお世話になった方々には本当に感謝しかありません。
特に上下関係や何も知らない自分を根気強く指導してもらった中日ドラゴンズの首脳陣や先輩方がいなければ本当に数年で終わっていたと思います。
野球だけではなく一社会人として成長させて頂き本当にありがとうございました。
まだ今後は決まっていませんが、実演しながら指導ができる指導者でありたいと思うのでそちらの勉強もしていきたいと思います。
シーズン残り少ないですが、最後までマウンドで投げ続ける姿を見せれればと思います。
独立リーグの香川で始まり、13年後に、独立リーグからファーム・リーグに参加した新潟で終わる。これが自分らしいかなと思います。
ドラフト時にはまさかNPBで
503試合592回
47勝32敗173ホールド11セーブ
こんなにも投げるなんて夢にも思っていませんでした。503回もマウンドに送り出してくださった首脳陣の方々に感謝します。
なによりもこれだけ投げても一切肩肘の怪我がない身体に産んで育ててくれた両親には何度言っても足りないくらいのありがとうを伝えたいです。
この身体のおかげで「便利屋」という場所を確立することができました。
本当にありがとう。
最後になりますが、たくさんの人に支えられ、出逢いと縁に恵まれ、そして何より多くのファンの皆様の叱咤激励で投げ続けることができた幸せなプロ野球人生でした。
本当は名前をあげてお礼を伝えたいですが、
引退後にまた1人1人に伝えていきたいと思います。
本当にありがとうございました。