2026.08.28「地面に吸い込まれるような感覚」男児が死亡した水難事故現場を調査、原因は?【新潟】
専門家「急激な推進の変化が原因」
先週17日、新潟市北区の海で小学6年の児童が溺れ死亡しました。28日、専門家が現場を調査し「急激な水深の変化が原因のひとつとなっている」との見解を示しました。
調査したのは、水難学会の理事で長岡技術科学大学の斎藤秀俊教授です。8月17日、新潟市北区太夫浜にある防波堤近くの海で小学6年の男子児童が溺れ、死亡しました。現場は港湾関係者以外立ち入り禁止の場所ですが、当時子ども3人で遊んでいました。
■漁協関係者
「そこの草むらが砂浜になっていて、砂浜から泳いで行くと貝が取れるので、貝を取りに行って急激に深くなって水を飲んだみたい。」
調査は、溺れた場所付近の水深を2m間隔で測りました。
■長岡技術科学大学 斎藤秀俊教授
「ここまでは小学6年生だったら背が届くような水深で、たった2mの間のどこかで急に落ち込んで溺れたということになる。」
男子児童が見つかった場所では、水深が1m10cm~1m95cmに急に変わっていました。歩いてみた調査員は・・・。
■水難学会の調査員
「感覚で言うと地面に吸い込まれるような勝手に進むという印象があって、非常に怖い。」
斎藤教授によると、漁船の出入りするような場所では急激に深さが変わることが多いといいます。
■長岡技術科学大学 斎藤秀俊教授
「子どもが溺れたというところは間違いなく急激な深みがある。簡単に戻れなくなるような崖みたいな深みがあるのかは、見ただけではわからない。見ただけで判断して水の中に入ることは絶対にしないようにしてほしい。」
斎藤教授は「水面から30cmほどの高さからでも、飛び込んだ際に陸に上がる事はかなり難しい」として、堤防からは飛び込まないよう呼びかけています。