2026.09.02備蓄米買い戻しに 県内のコメ農家「時期が遅かった」【新潟】
農水省 備蓄米21万t買い戻し
1日、農水省は2025年に放出した政府備蓄米について、21万tを買い戻す手続きを9月中に始めると発表しました。県内のコメ農家からは安堵(あんど)の声が聞こえる一方、「時期が遅かった」と話します。
上越市清里区のグリーンファーム清里の田んぼでは、こしいぶきの稲刈りが行われています。これまで収穫された極早生の新品種『なつひめ』などは、収量・品質ともに出来は良いと話します。
■グリーンファーム清里 保坂一八会長
「なつひめはオール一等。量的にも9.3俵と9俵を超えているので順調。」
政府は2025年の記録的なコメ不足を受け、主食用の備蓄米59万tを放出。鈴木大臣は1日、備蓄量の適正水準とされる100万tの回復に向けて、まず21万tの買い戻し手続きを9月中に始めると明らかにしました。
保坂さんは、備蓄米の買い戻しについて「気持ち的にはホッとしている」と話す一方で、時期については疑問を感じています。
■グリーンファーム清里 保坂一八会長
「できるのであれば7月下旬にこれくらいの量を買い戻すのでというのを市場へのアピールが欲しかった。」
一部の取引先とは価格の交渉が続いていて、備蓄米の買い戻しが早ければ対応もできたのではと話します。
■グリーンファーム清里 保坂一八会長
「20万tなり30万t近く戻してもらって、備蓄米100万t。需給の方も引き締めてもらいたい。」
一方で、グリーンファーム清里では5年前からブドウの栽培や畜産事業も始めていて、コメに頼りすぎない事業の多角化を進めています。
■グリーンファーム清里 保坂一八会長
「これで収益も心配ない。労働の競合がないのであれば面積も頭数も増やしていきたい。」