こだわりの味!農家が作る本格キムチ
阿賀野川に面する新潟市江南区。
川の恩恵を受けた土壌では、昔から梅やナシなどの栽培が盛んです。
チカポン「ごめんください」
そんな肥沃な土地で農園を営んでいるのが、
高松利行(かずゆき)さんと、ひかりさん夫婦。
チカポン「おふたりが畑で作っているのは、白菜と大根?」
高松利行さん(ひかり畑)「はい、ちょっと普通の白菜や大根とは少し違うんですが」
チカポン確かに、大根ちゃんは私みたいな大き目のサイズで見ない形」
高松ひかりさん(ひかり畑)「実は、この野菜で私があるものを作っているんです」
チカポン「あるもの!?」
それを探るべく向かったのは、畑から程近い高松さんの作業場。
チカポン「漬物かなにかですか?」
ひかりさん「漬物なんですが、キムチを漬けるんです」
チカポン「えー」
そう、作っていたのは、農家のこだわりが詰まった本格キムチ。
さらに、この時期恋しい絶品チゲも堪能です。
県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は新潟市江南区を訪ねました。
ひかりさん「これが、私の作ったキムチです。ぜひ食べてみてください」
チカポン「いいんですか。ありがとうございます」
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チカポン「うまっ!ただ辛いだけじゃなくて旨みとコクがすごい。本場の味って感じ」
チカポン「でも、どうして農家さんが本格的なキムチを作っているんですか?」
ひかりさん「私のルーツが朝鮮半島。母が50年間作り続けてきたキムチとそのレシピがあった」
ひかりさんは、その味を再現しようと、去年からキムチ作りを始めました。
使うのは、韓国から種を買い付けて育てたキムチ専用の白菜。
水分が少ないので、キムチにしたとき、シャキっとした歯ごたえが残るそうです。
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その白菜にヤンニョムという自家製の辛味調味料を塗りこんでいきます。
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チカポン「こんな感じ?」
ひかりさん「上手、上手。もっと奥にグッと入れてください」
チカポン「グッと!」
ひかりさん「根本のほうが葉っぱに厚みがあるので一番おいしいですよ」
チカポン「そうですよねー」
味の決め手、ヤンニョムに入る大根やナシ、ニラ、ネギも畑で取れたものです。
ひかりさん「江南区は野菜や果物がとってもおいしく育てられるので、おいしい発酵食品も出来るんじゃないかと思う」
チカポン「すごいですね、日本で、江南区で本場の味を再現できるのは」
ひかりさん「上手です。よくできました!」
チカポン「はい!キムチ、完成ですか?」
ひかりさん「完成でーす」
ちょっと欲張って塗りすぎちゃいました…
チカポン「オープン!てりゃ!あーはっはー」
ひかりさんが作ってくれたのは、豆腐と豚肉のシンプルなキムチチゲ。
チカポン「いただきます」
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チカポン「幸せな味だ、これは。良い感じにスープが染みていて、ちょっと効いた酸味に手が止まらない。もってこいですよ、これからの季節」
チカポン「ねー、そうだよねー、たべたいよねー」
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ひかりさん「このキムチを息子にも引き継いでいけたらよいし、実は、キムチの種類はたくさんあるので、いろんな種類のキムチを幅広く作ってお届けできたらなと考えています」
チカポン「がんばるぞー!おー!」
ひかり畑
090-3522-5118
hikari_batake@live.jp
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