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2019年12月07日#17 新発田市

趣ある庭園で雪国ならではの冬支度




江戸時代、城下町として栄えた新発田市。

 

かつて、この地の大名が愛した庭園・清水園が今回の舞台です。



庭職人「締まって、入れて、しばる!」



チカポン「おー、分からないです」



新発田が全国に誇る庭園で行われていたのは、雪国・新潟ならではの冬支度。



私も庭職人に弟子入りして、匠の技に触れました。



客「ご苦労さまです」
チカポン「ありがとうございます」



県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は新発田市の名園・清水園を訪ねました。



チカポン「こんにちはー、どうもー」



清水園の園長、佐藤隆男さんが出迎えてくれました。

 

さっそく案内してくれたのは、普段は入れない、特別な場所です。

  

佐藤隆男さん(清水園 園長)
「ここは、上段の間といって、かつてのお殿様がこの窓からお庭を楽しんだ場所」
チカポン「え!」



チカポン「うわー、すごい!」

 

チカポン「冬の足音が聞こえてくるような風情がある景色」
佐藤園長「気持ちが落ち着くでしょ」
チカポン「そうですね。日本人に生まれて良かったと思えるような景色ですね」



かつての新発田藩主、溝口家の別邸として造られた清水園。



紅葉の季節には、赤や黄色の葉が池の周りを華やかに彩ります。



そんな、殿様も眺めた景色の中に、あるものを見つけました。
チカポン「囲われた木があるんですけど」



佐藤園長「雪囲いのことですかね」

 

佐藤園長「雪が降るでしょ、新潟は。樹木を竹とか板で雪から守るんです」



庭園を散策すると、そこかしこで見かける雪囲い。



庭を管理する職人に、その作業を見せてもらいました。



囲うのは、池のほとりのツツジです。

 

吉田誠さん(清水園 作事頭)「ここで男結びといって、きっちり締まる結び方で固定する」
チカポン「男結びという結び方があるんですね」
吉田さん「はい」



一度結ぶとほどけにくいため、造園業には欠かせない男結び。



私も見様見真似で挑戦してみますが…
チカポン「出来ました?」



吉田さん「まぁまぁ、ちょっと女結びっぽいかな」



チカポン「だって女だもん」
吉田さん「あ、そうでした」



チカポン「そうでした、じゃないですよ」



吉田さん「私も修行時代、最初はなかなか覚えられなかったんですよ」
チカポン「そりゃあ、一発目で出来るわけがないですね」
吉田さん「そうですね」



当初は寒くてつらい作業だったと語る吉田さん、
今では25年の職人歴を誇るベテラン庭師です。



吉田さん「親方の厳しい修行の中に優しさがあったから」



そんな吉田さんが心がけるのは、訪れる客を想うこと。

 

吉田さん「新潟の季節を感じてもらいたい。なるべく、ある材料できれいに囲って見てもらい、「雪囲いしているわ」という気持ちを、お土産として持ってもらえるように作業している」



チカポン「木だけを囲うのではなくて、見ている人の気持ちも囲ってあげる」



吉田さん「よいしょ!出来上がりました」
チカポン「雪囲い、出来上がりました!」

 

およそ30分で、少し寒そうなツツジの冬支度が整いました。



チカポン「今のこの状態もきれいだと思うが、雪が降ったときの雪囲いもまた、景色が変わってきますよね?」

 

吉田さん「そうですね。雪が降って木の葉っぱがなく寒いところに雪囲いがあると、温かみを感じる」



チカポン「愛のある職人さんたちがやるからこそ風情ある景色が守られていくのだと思いました」
佐藤園長「ありがとうございます」

 

佐藤園長「雪囲いは新潟の文化。まさにこの芸術を雪と一緒に楽しめる、その空間を見に来てください」
チカポン「はい」




清水園 新発田市大栄町7丁目9-32 0254-22-2659 <開園時間> 3〜10月/午前9時~午後5時 11〜2月/午前9時~午後4時半 <休園日> 1月、2月の水曜日・年末  
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