人情あふれる葛塚市を散策
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チカポン「よりなせやー、ということで、やってきました!葛塚市。さっそくお邪魔したいと思います」
新潟市北区の豊栄地区で、毎月6回開催される葛塚市。
その始まりは古く、250年以上前の江戸時代から、
地域の台所として親しまれてきました。
客「私、きょうバナナ買ったんだけど、400円だった」
チカポン「バナナ400円ですって」
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そんな歴史が息づく市場で、人情たっぷりの散策を楽しみます。
店主「佐藤英一」
チカポン「エーイツ?」
店主「はい」
店員「英一だよ、英一。ごめんね。豊栄弁バリバリで」
県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は新潟市北区を訪ねました。
チカポン「わぁ、すごい。キラキラしたトマト。北区といえばトマトですもんね」
入り口付近で見つけたのは、
特産の豊栄トマトが山積みされた地元農家さんのお店。
チカポン「おいくつですか」
佐藤英一さん(農家)「85」
チカポン「えー、お元気ですね」
佐藤さん「スーパーマンなんだ。トマト食べてるから」
スーパーマン・英一さんの元気の源をいただきました。
チカポン「んー、おいしい。とっても甘みが強くて果肉も分厚くて最高ですね」
チカポン「めっちゃおいしい。ありがとうございます」
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チカポン「こんにちはー。きょうは何を買いに来ました?」
客「きょうは果物を買いに来ました」
客「盛りがいいでしょ、見ると」
ザル一杯のナシやリンゴ、ミカンが並ぶ、青果店。
常連客がひっきりなしに訪れていました。
野村和美さん(八百庄商店)
「毎度のお客さんが、「おいしかったよ」と言って来てくれるとうれしい。何がほしいかも分かるし」
店主との距離の近さが、市場の醍醐味です。
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こちらは佐渡や寺泊など、地物の魚がそろう鮮魚店。
店先を覗くと、ご主人が新鮮なアジをさばいてくれまいた。
チカポン「またいただいちゃっていいんですか」
窪田幸孝さん(窪田商店)「太ったっていいんだよ」
チカポン「あはは。そうですよね。うーん、おいしい」
夫婦で切り盛りするお店には、
毎回、お嫁に出た娘さんが手伝いに来てくれます。
川島幸代さん「はい、どうも。いつもありがとうございます」
窪田道代さん(窪田商店)
「ありーがたい。2人とも70歳近いでしょ。あの子がいないと回らない。やっぱり若い人がいないとね」
葛塚市の露店は高齢化が進み、減りつつあるのも現状です。
チカポン「せっかくなら続いてほしいですもんね」
幸代さん「そうですね。だといいんですけど、なかなか…」
幸代さん「やりますか?」
チカポン「私が?」
そんな市場を盛り上げようと動いているのが、衣料品店のご主人、田邉則夫さん。
葛塚市の組合長を務める人物です。
田邉則夫さん(紺伝)
「若い人から大勢来てもらえるように、飲食の移動販売などを取り入れながら、人が来るような市場にしていきたい」
チカポン「頑張ってください」
チカポン「いやー、めっちゃ楽しかったです。あったかいですね皆さん」
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チカポン「お店の方との会話のキャッチボールもできましたし、その店の人が直接仕入れているから商品に自信がある。すごくほっこりするような場所だなと思いました」
チカポン「ありがとうございました」
葛塚市場
新潟市北区葛塚(常盤町通り)
025-387-1356(新潟市北区産業振興課)
<開催日>
毎月1日、5日、10日、15日、20日、25日
盆市:8月13日
晦日市:12月29日、31日
※1月1日は休み。1月2日に開催。
<開催時間>
午前8時~午後1時ごろ(雨天決行)