2020年01月18日#20 関川村



村の中央を、雄大な荒川が流れる関川村。

 

豪農の館が立ち並ぶ旧米沢街道は、当時の宿場町の面影を残しています。



「現在は、4カ月待ちくらい」「4カ月?」

 

そんな関川村で作られる大人気の民芸品が、この猫ちぐら。

 

果たして、初めて目にした猫ちゃんたちは、どんな反応をするのでしょうか?



県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は、山形との県境、関川村を訪ねました。 



伺ったのは、地域の拠点・道の駅 関川。

 

チカポン「こんにちはー。うわー、すごい、はじめて見た、作っているところ!」

 

製作するのは、「関川村猫ちぐらの会」のメンバー。



多くの人に見てもらおうと、道の駅で実演を行っています。



チカポン「猫ちぐらってどんなもの?」

  

伊藤マリさん(関川村猫ちぐらの会 会長)
「夏は涼しくて冬はあったかくて猫が安心する場所。自然の材料を使っているし、ちぐらを見るだけで癒されると言われる」

 

およそ40年前、村おこしの一環で作り始めた猫ちぐら。



手作りの温かみや素朴さが人気となり、いまや全国から注文が舞い込みます。



伊藤さん「現在は、4カ月待ちです」
チカポン「そんなに待つの?」



伊藤さん「うれしい悲鳴。作る張り合いがあるから」

 

完成までに費やす期間はおよそ1週間。
その技術を継承できるのは関川村民に限られます。

 

丹内優子さん(関川村猫ちぐらの会)「村の伝統に自分が携われるのが、すごくうれしいし、いろんな人に伝えていってもらいたい」

 

小島アヤさん(関川村猫ちぐらの会)「3本並べて、こう引っ張ったら、ぐいっとこう引っ張って、こうねじるんです」
チカポン「ねんじょる?」
小島さん「ねじる!はははは」



そんな、村外不出の技を特別体験!

 

手先が器用な人でも、一人前になるには1年以上掛かるそうですよ。



伊藤さん「それで、しょんと乗っける」
チカポン「しょんと乗っける?難しい!」

 

伊藤さん「気分の悪いときに編んだら、ちぐらもかっこ悪くてダメですよ。気持ちが出るのかね」

 

それほど、ちぐら作りは繊細な作業。
ふたつとして同じものはできません。

 

肝心な、その使い心地を確かめるべく向かったのは、新潟市にある猫カフェ。



チカポン「じゃあ、猫ちぐら、置かせていただきます」
木村隆志さん(ねこカフェ猫鳴館 館長)「はい」



チカポン「どうぞ!あっ!」

 

木村さん「入りましたね…入らない?」
チカポン「どっちだい?」



初めて見る猫ちぐらに、みんな興味津々。



その瞬間は、なんと1分足らずでやってきました。



チカポン「入ったー!こんにちにゃんにゃん」



その後も続々と集まる猫ちゃんたち。



ちぐらの周りにはあっという間に“猫だかり”が出来ていました。



木村さん「すごいですね」
チカポン「こんなことってあるんですか?」
木村さん「なかなかないと思います。ちょっとびっくりしました。伝統を感じているんじゃないですか?」



関川村の猫ちぐらは、どんな猫ちゃんも虜にしてしまうようです。

  

伊藤さん「この技術は昔の人が残してくれたんだから、会員の皆さんに心をこめて編んでもらうという目標で頑張っている」



チカポン「じゃあ、私もここに入っていいですか」
伊藤さん「どうぞー」




関川村猫ちぐらの会 関川村大字上関1252-1 0254-64-3311 <実演時間> 午前10時~正午 午後1時~午後3時
ねこカフェ 猫鳴館 新潟市江南区亀田緑町1-1-6 025-367-3893
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