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2025年03月27日(木)本日の番組表

2024年12月7日#212 新潟市西区

冬の佐潟でバード&ネイチャーウォッチング

今回は 新潟市西区へ

訪ねたのは、新潟市西区赤塚の佐潟。
佐潟水鳥・湿地センターの村上さんが出迎えてくれました。

2人の後ろに広がるのはきれいな青空と角田山。

そしてハクチョウの姿も。

佐潟は、日本でも有数のハクチョウの飛来地。
多い年では8000羽以上が冬を越すためにやってきます。

そんなハクチョウを始め、様々な動植物が見られる佐潟は
国際的に重要な湿地として、 ラムサール条約に登録されている場所。ということで…

佐潟橋から見えたのはたくさんのカモ。

一見、同じように見えるカモもよく見ると柄に違いが。

佐潟で多く見られるのがマガモという種類。

頭が緑っぽくて、くちばしが黄色いのがオス。全身茶色っぽいのがメスです。

これまでに200種以上の野鳥が観測されている佐潟。

以前は、この場所で漁や稲作が行われるなど地域住民の暮らしにも密接にかかわってきました。

遊歩道を抜けると開けた芝生広場に到着。

とここで、チカポンの敏感なレーダーが反応!

見つけたのは、ハクチョウが落としたと思われる白い羽根。
詳しい人が見ると どの部分に生えていたかも分かるそうです。
ただし、菌などが付いている可能性があるので、 取扱注意ですよ。

この時期は落ち葉だけじゃなく落ちた鳥の羽根も見られます。

林の中へ入り、今度は耳で野鳥を感じます。

耳を澄ますと聞こえてきたのは小鳥たちやカモの鳴き声。まるで鳥のオーケストラです。

そして、植物の冬支度も観察できましたよ。

見せてもらったのは、コブシの木の冬芽。
ふかふかの毛をまとって 春の芽吹きを待ちます。

林を抜けると視界が開けてきました。
季節ごとの動植物を観察できる「自然生態観察園」です。

お天気にも恵まれ 気持ちよく木道を歩いていると、思わぬ出会いが待っていました。

村上さんがその鳴き声で気づいたのはガンの仲間でした。
佐潟周辺ではなかなか見られない珍客です。

村上さんも興奮のご様子。

四季を通じて いろんな表情が見られる佐潟。来るたびに新たな発見があるはずです。

佐潟水鳥・湿地センター

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