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2024年12月11日(水)本日の番組表

2020年3月7日#25 津南町

雪原を歩いて豪雪地の魅力を体感




津南町を蛇行する大河・信濃川。



その流れが大地を削って作り上げた河岸段丘は、
日本最大級の規模を誇ります。

 

チカポン「あれ!?動物の何かしらの足跡!」



そんな津南で冬の自然を体感するツアー、雪散歩。

 

雪原を散策すると雪国ならではの発見がたくさんありました。



県内30市町村を巡るチカポンの探県日和、
今回は雪の津南町を満喫します。

 

JR津南駅から車でおよそ15分。

 

スキー場の跡地で、出迎えてくれたのは、
ツアーを主催する江村大輔さんと、ガイドの涌井泰二さんです。



ウィンタースポーツ以外の魅力を発信するため、
去年から始めた、このツアー。

 

スノーシューでおよそ1km先の絶景を目指します。



チカポン「最高の雪散歩日和ですね」



例年なら、この場所の積雪は3m以上。



チカポン「なんですか、これ。油揚げですか?」

 

涌井泰二さん(雪散歩 ガイド)「素晴らしい!グー」



最初に出会ったのは、カマキリの卵。



これで、毎年の積雪量を占う人もいるんだとか。



涌井さん「低いところにあれば、雪が少なくて高いところにあると雪が多いとか」
チカポン「へー」




江村大輔さん(雪散歩 主催者)
「あのぐらい低いのはなかなかないですよね」
チカポン「本当だ、さらにひざ下くらい」



カマキリも今年の暖冬を予想していたのかもしれません。

 

お散歩中盤、江村さんが、ある動物の足跡を発見しました!



涌井さん「ちょっと古いけどね」
チカポン「あ、本当だ!」



見つけたのは、野ウサギの足跡。



晴れていれば、こんな光景に出会えることもあるそうです。



チカポン「ここにかわいいウサギちゃんがいたってことですか」



涌井さん「はい、いるんですよ、今も。どこかの根元で潜んでいるかもしれないし」



チカポン「一緒に遊ぼうよー!」
涌井さん「はい、じゃあもうひとつね…」
江村さん「ははは」



チカポン「どうしたんですか?」
涌井さん「カモシカの食いあと…あ!この辺そうだ」



葉っぱのギザギザ部分、カモシカがかじった跡でした。



チカポン「こういった跡を見ると、そばに感じられますね。『カモシカたちがいるんだ、ここには』っていう」



涌井さん「津南の山の中に入れば会えます」
チカポン「さすが津南ですね」



いろんな出会いがあった雪散歩。
気づけば、ゴールは目の前に迫っていました。



チカポン「うわー!」



標高450mの高台から見えたのは、津南を望む大パノラマ。



チカポン「雪の中を散歩してきたからこそ、よりきれいに見える。私が今、見えている視界が、ひとつの作品のようですね」



そんな絶景を前に、コーヒーブレイクです。



チカポン「あー、染みますねー」

 

江村さん「雪散歩を通じて雪とともに僕らが生きているということを逆に今年の雪の少なさで感じられている。雪がなければおいしい食べ物も育たないし」



江村さん「当たり前に降るこの雪への感謝の気持ちをしっかり心に入れなければいけないかなと思いますね」

 

豪雪地で、改めて雪のありがたみを感じた一日でした。




雪散歩 2020年3月8日(日)・15日(日) 開催 参加費:2,500円 定員:10人(先着順) 主催:特定非営利活動法人Tap 問合せ:025-765-5776(津南町総合センター)
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