若き養蜂家のこだわりハチミツ
角田山のふもとに広がる新潟市西蒲区。
山と海、両方の魅力を持つ自然豊かな土地です。
チカポン「今、たぶんこのビンが新潟で一番光っていると思います」
そんな西蒲区で、こだわりのハチミツを採る一人の養蜂家。
この時季ならではのツウな食べ方も教えてもらいました。
県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は新潟市西蒲区を訪ねました。
向かったのは、角田と弥彦の間、岩室地区の山の中。
チカポン「こんにちは、チカコホンマです」
9年前から養蜂を営む草野竜也さんです。
チカポン「あの中にミツバチちゃんがいるんですね?」
草野さん「そうです。ここに30箱あって一つの箱に3万匹くらい」
チカポン「え!?」

チカポン「ハチたちは刺さない?」
草野さん「刺します」
チカポン「ちょっと待って」

草野さん「刺すんですけど、周辺に花が多い時季は、ミツバチは人間にかまっていられないので、わりと穏やかですね」
そのミツバチたちがこの時季、集めているのがアカメガシワという花の蜜。
巣箱の中を見せてもらうと…
チカポン「待って、待って、うわー」
現れたのは、巨大なミツバチの巣。
その中に、きらりと光るハチミツの姿が!
草野さん「食べてみます?」
チカポン「いんですか?」
これぞ、養蜂場でしか味わえない、贅沢な食べ方です。

チカポン「ん!あまーい。普段食べているハチミツと比べて香りが全く違いますね。ブドウみたいな味」
草野さん「花ごとにいろんな味があって、その味がアカメガシワの特徴なんですよ」
季節ごとに巣箱の場所を変え、旬の花からハチミツを採る草野さん。
西蒲区は養蜂に適した土地だと話します。

草野さん「弥彦や角田はミツバチにとってはとてもいい環境で、春から夏の終わりまでいろんな花が咲き続けるんですよ」
それでも、始めた当初は、うまく採れない時期が続きました。
草野さん「人間の力でどうにかしてやろうたいなスタンスでミツバチと向き合ってもうまく飼えないんだなって」
草野さん「今は、ミツバチとの共生を考えながら仕事するようになりました」

ある程度自然に委ねることで、年々収穫量も増えていきました。

チカポン「よっ!速くした方がよいですか?早速出てる出てる出てる。いい香りが!回せば回すほど。あー」
陽の光に照らされ、琥珀色に輝くアカメガシワのハチミツ。
これと相性抜群なのが、意外にもグレープフルーツなんです。

チカポン「うーん、これはおいしいです。グレープフルーツの爽やかさとハチミツの甘さが合体。新しい感覚」
草野さん「いろんなハチミツがあるんですけど、特にこの時季のハチミツはこういった食べ方が個人的にはオススメ」
この場所から草野さんが広めたいのは、新たなハチミツの楽しみ方です。
草野さん「今後、ハチミツの旬っていうもの皆さんに知ってもらいたいと思っていて、それを伝えられるようなハチミツを採っていきたい」
はちみつ草野
090-5809-3838
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