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2024年04月27日(土)本日の番組表

2020年10月31日#46 十日町市 松之山地域

秋深し!山の恵みを採って食す




美しい棚田が点在する十日町市松之山。



ブナの木々が立ち並ぶ美人林は、
全国に多くのファンを持つスポットです。



チカポン「待って!道じゃないじゃないですか」
キノコ博士「道なんてないですよ」



そんな松之山の山中は、秋の味覚の宝庫!



名人と一緒に天然のキノコを採って、お料理で温まりました。



県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は、十日町市松之山の自然を満喫します。



伺ったのは、自然体験ができる「森の学校」キョロロ。



この施設が管理する山で特別にキノコ狩りをさせてもらいます。

 

案内してくれるのは、地元のキノコ博士、滝澤さん。



チカポン「今年のキノコはどんな感じですか?」



滝沢博さん(キノコ博士)「種類は、100種類くらい出ていると思う」



チカポン「非常に楽しみ」
滝沢さん「これいっぱいに採りましょう」
チカポンいっぱい採ってやります」



期待に胸を躍らせ、山道を歩き始めると…



滝沢さん「じゃあ、この辺から入りますか、そろそろ、山の方へ」
チカポン「どこですか?」



滝沢さん「いや、藪の中ですよ」



そう、いいキノコが生えているのは、人目につかない藪の中。



道なき道を進むと、早速何か発見したようです。



チカポン「ひゃー、見て見て見て」



滝沢さん「ミヤマトンビマイというキノコ。トンビが羽を広げたような形」



その大きさは、私と比べると、一目瞭然です。



チカポン「食べられるんですか?」
滝沢さん「これは食べられないです。硬くてダメです」



チカポン「いやー、洗礼を受けた気がしますね」



さらに奥へ進むと、木の上に見覚えのあるキノコを発見!



以前、加茂市でいただいた高級食材ヤマブシタケです!



チカポン「野生のヤマブシタケって木に生えるんですね」
滝沢さん「そうそう、高いところに生える」



滝澤さんお手製の網で収穫です。

 

チカポン「採れました!おっきい!初の収穫はヤマブシタケです」



まさにお宝だらけの山の中、それでも油断は禁物です。



滝沢さん「これが猛毒のキノコ」



滝沢さん「ドクツルタケ。これ一本食べると完全に死んでしまう」
チカポン「超やばい奴じゃないですか」
滝沢さん「やばい、やばい」



柄の根元が膨らんでいるのは毒キノコの可能性大!要注意です。



滝沢さん「だからキノコ採りをする時は、根元がどうなっているかを見る」
チカポン「なるほど」



そして、必ず知識のある人と探すようにしましょう。



チカポン「博士!博士、博士、博士!ありましたよ、なんか大きいの」



滝沢さん「こんなにいっぱい出ているのは、なかなかないよ」
チカポン「本当ですか」



表面のぬめりが特徴的なカワムラアブラシメジ。



汁物にすると絶品なんですって。

 

滝沢さん「これは、ブナの木と一緒に共生している。ブナのマツタケ」
チカポン「ブナのマツタケ!」



しかもこの大きさ!食べ応え抜群です。



チカポン「博士にとってキノコってどんな存在?」



滝沢さん「楽しみ。もうそろそろ出るなぁって。生きがいだね」



この日採れたのは、なんと9種類。



料理の腕も一流の滝沢さんが作ってくれたのは、
野性味あふれるキノコ汁です!

 

チカポン「ん!食感が何とも言えないですね」



チカポン「この舌触りが心地よくて、キノコ本来の味、感じました」



滝沢さん「そうでしょ。山のキノコはいろんなキノコが入ってキノコ香りたっぷりですよね」



滝沢さん「山へ入って気分を落ち着かせて、ゆっくりと温泉に浸かって休んでほしいい。いい思い出を作ってもらえたら」



松之山の秋、堪能しました。




十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ 十日町市松之山松口1712-2 025-595-8311 <入館料>一般(高校生以上) 500円/中学生以下 無料    
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