風光明媚な庭園で味わう非日常
日本海を臨む町、柏崎市。
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恋人岬の名で知られる鴎が鼻から眺める海岸線は、まさに絶景です。
チカポン「もみじ狩り…」
チカポン「私の体は ガーリガリ」
「パチパチパチ」
2人「あははは」
そんな柏崎にある風光明媚な日本庭園。
色づくモミジを愛でながら、贅沢な時間を過ごしました。
県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は柏崎市を訪ねました。
紅葉の名所、松雲山荘。
チカポン「色づいていてとってもきれいですね」
チカポン「やはり雨の日の紅葉は色に深みが出てとても素敵だなと思います」
チカポン「こんにはー」
観光ガイドの籠島さんが出迎えてくれました。
チカポン「このお庭、本当に立派ですよね」
籠島明子さん(かしわざき観光ボランティアガイド)
「もともと大正15年に柏崎市でガス会社を作った飯塚さんのお庭とお宅が建っていた場所なんです」
チカポン「え!個人の庭だったんですか?」
その広さ、なんと2900坪。
庭を彩るおよそ600本のモミジは、この日、5割ほどの色づきでした。
籠島さん「まずここに立って眺めると一番美しいというか…」
案内されたのは、庭を見渡す場所・礼拝石(らいはいせき)。
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チカポン「あー、なんて贅沢なスポットなんでしょう!」
目の前には、赤い橋が印象的な日本庭園が現れます。
ところが、橋へ近づくとちょっと意外なものを発見。
なんとクマの石像です。
籠島さん「遊び心だと思います」
チカポン「なるほど」
籠島さん「もともとアメリカで成功して帰ってきた人なので日本の庭園なんだけど洋風のものも混じっている」
チカポン「この松雲山荘を建てた人は相当モテ男だったと思います」
チカポン「絶対モテますよね、そういう人」
籠島さん「そうですね」
そんなモテ男、飯塚氏がお気に入りだった場所から庭を眺めると…
チカポン「きれーい!」
籠島さん「木々が太陽の光で錦のようになっているかなと思います」
チカポン「ここに立つと心が潤いますね」
籠島さん「また、夜になると幻想的です」
そう、夜は木々がライトアップされ、昼間とは全く別の顔を見せてくれるんです。
また、ちょっと特別な体験ができるのが、敷地内にある茶道の美術館。
ここでは、作法にとらわれず、誰でも気軽にお茶を楽しむことができます。
チカポン「ふぇい…」
チカポン「おとなの味がします」
高橋哲郎さん(木村茶道美術館)「ありがとうございます」
チカポン「ケッコウな、オテマエで…」
チカポン「ケッコウな…」
高橋さん「ばっちりですね。ははは」
高橋さん「そのお茶碗は奥高麗と言って、安土桃山時代のころに焼かれたお茶碗」
高橋さん「家一軒だとか、そういう言い方をすることになるんですが」
チカポン「これおひとつで?」
使用するのは、すべて一級品の茶碗。
「使ってこそ道具」が、この美術館のモットーなんです。
高橋さん「使うと茶碗が変わってくる」
高橋さん「こうやって使われることは、お茶碗にとっても幸せなこと」
普段味わえない、非日常の世界がそこにはありました。
チカポン「幻想的な空間には入れて、とても楽しかったです」
籠島さん「春から夏、そして秋とずっといろんな魅力がある場所なので、もっと皆さんに親しんでもらえたらいいなと思っています」
松雲山荘
柏崎市緑町3
0257-21-2334(柏崎市役所 商業観光課)
ライトアップは11月29日(日)まで
木村茶道美術館
柏崎市緑町3-1
0257-23-8061
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