誕生!運気が上がる?新名物
大きな鳥居がお出迎えしてくれる、弥彦村。
村のシンボル、弥彦神社は県内屈指のパワースポットとして有名です。
チカポン「私のこの素敵な笑顔で新潟の皆さんの運気が上がりますように」
そんな弥彦村に誕生した新たな名物料理。
弥彦ならではのあるものが、開発のヒントになっていました。
県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
2021年は、弥彦村からスタートです。
「あけおめ♡」
新名物の手がかりを探るべく向かったのは、弥彦神社。
観光協会の三富さんが出迎えてくれました。
チカポン「新名物っていったい何なんでしょうか?」
三富克是さん(弥彦観光協会)
「それは、弥彦神社の祭事にかかわりがあるんです」
チカポン「祭事に関わりが…じゃあ行ってみましょうか」
その祭事というのが、神様に朝食を捧げる、御日供(おにっく)祭。
毎朝、神饌(しんせん)と呼ばれるお米や酒、塩、乾物などの
食材をお供えし、人々の幸せを祈念するお祭りです。
なんと、一般の人も、参列することができるんですよ。
チカポン「朝から身がびしっと引き締まる思いでした」
チカポン「私ね、気づいちゃったんですよ」
チカポン「新名物、ずばり御日供祭だけに…」
チカポン「お肉でしょ!?」
三富さん「惜しい!」
三富さん「先ほど神様にお捧げしていたものにヒントがあるんです」
チカポン「ということは神様の食べ物ってことですか?」
その提供先の一つが、地元の温泉旅館、お宿だいろく。
くつろぎの空間が広がる客室や、
弥彦の町並みを一望できる貸し切り露天風呂では、非日常の時間が味わえます。
体も温まり、いざ新名物とご対面!
神田雅仁(お宿 だいろく)「はい、お待たせしました」
チカポン「あれ、新名物ってカレーですか?」
その名も「やひこ開運だしカレー」。
現在、旅館や飲食店など9店舗で提供されているんです。
神田さん「神社に神饌として上がる和風のだしを使ったスパイスカレーになっている」
そう、ルーに入るのは、鰹節や昆布などの和風のだし。
さらに、だしとスパイスをブレンドしたパウダーをかけることで、
より出汁を感じられるカレーに仕上げました。
チカポン「うん、感じますね、お出汁。斬新な香りもするんですけど、懐かしさも感じられるような」
チカポン「そして最後に来るのが、このスパイス」
神田さん「ちょっととんがった味にしようということでスパイス研究家の一条もんこさんに依頼してスパイス系を全面に出したカレーにした」
チカポン「なんでまた、カレーにしようと思った?」
神田さん「もともと弥彦には、カレー文化というのがあった」
今でも村のお店を訪ねると、カレー豆に、
カレーだんごなど、カレー味の名物が多く、
カレーは以前から弥彦村民に愛されてきた味なんです。
チカポン「そういうルーツがあったんですね」
神田さん「弥彦神社を中心に魅力の多い弥彦だが、その魅力の一つに入り込めるように『弥彦にカレーを食べに行こう』みたいなことになっていたただければ幸いですね」
問合せ:0256-94-3154(弥彦観光協会)
お宿 だいろく
弥彦村弥彦942
0256-94-2026
2名一室 13,000円(税別)~
<開運だしカレー>+500円で夕食の「ご飯」を「カレー」に変更
弥彦神社 御日供祭
集合場所:弥彦神社御祈祷受付前
集合時間:午前6時50分
0256-94-3154(弥彦観光協会)
※1、2月の参列は受け付けておりません