秘境!冬の里山でサプライズ体験
景勝・八木ヶ鼻がそびえる三条市下田地区。
冬には、一面、水墨画のような景色が広がります。
チカポン「私のために集めてくれた?」
「そういうことでもないんですけどもね」
里山の自然が残る下田は、まさに三条の秘境!
冬ならではのサプライズな体験にあふれていました。
県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は雪の下田を散策します!
チカポン「溶かしちゃうぞ」
チカポン「あははっ、ちょっと待って!」
チカポン「白鳥がいっぺーこといますよ!」
清流・五十嵐川のほとりにある白鳥の郷公苑。
およそ200羽の白鳥が間近でエサを食べる圧巻の光景は、冬だけのお楽しみです。
チカポン「こんなにもたくさんの白鳥を間近で見られることってないですよね?」
斎藤幸男さん(白鳥の郷公苑)「ないですよね」
斎藤さん「だいたい白鳥は湖にいるが、この川がきれいで流れがあるので羽が純白」
斎藤さん「白さが売りでしょうね」
チカポン「はー」
チカポン「いやー、なんか私もお腹空いてきちゃいました」
そこで向かったのは、地元の名店 八木茶屋。
内藤弘一さん(八木茶屋)「お待たせしました。当店イチオシの山塩ラーメンです」
看板メニューは、澄み切ったスープが特徴の山塩ラーメンです。
チカポン「うーん!」
チカポン「すっきりとした塩味であとからしっかりとした魚介の出汁がじわじわ染みてくる感じ。たまりませんね」
内藤さん「ありがとうございます」
内藤さん「当店の山塩ラーメンはこの土地で取れる温泉を煮詰めて濃縮した塩にしてお出ししている」
チカポン「ということは、この中に温泉が入っているということでよろしいでしょうか?」
内藤さん「そうです」
チカポン「驚きでございます」
その源泉が湧き出ているのが、越後長野温泉 嵐渓荘。
若女将の大竹さんが出迎えてくれました。
ウェルカムドリンクは、なんと源泉を沸かして淹れた ほうじ茶!
チカポン「あっ!」
チカポン「えっ!?」
チカポン「えっ!?」
チカポン「ご飯みたいな味」
大竹由香利さん(嵐渓荘 若女将)「そうですね。昆布茶のような」
チカポン「食事している感覚ですね」
チカポン「どうしてこんなに塩っけがあるんですか?」
大竹由香利さん「太古の昔は海底だったった土地」
チカポン「ここが?」
大竹由香利さん「はい」
大竹由香利さん「塩分とミネラルが非常に多くて、今でもやはり温泉の効能を求めて湯治にいらっしゃる方が多い」
チカポン「へー」
そんな嵐渓荘は客室も魅力の一つ。
国の登録有形文化財に指定される建物「緑風館」は、
一部屋ごとに意匠が異なり、随所に趣きを感じさせます。
チカポン「うわー、すごい!この広い窓から見える景色も風情があっていいですね」
大竹由香利さん「こちらは守門岳から流れてくる守門川ですね」
チカポン「なんかもう、近くで見たくなるくらい」
大竹由香利さん「はい、寒いですけどね、お庭に出られる方も多いので、ぜひ!」
チカポン「え?」
はい、出るしかないでしょう!
スノーシューを履いて宿のご主人と向かったのは、敷地内にある絶景スポット。
チカポン「なんてすばらしい景色なんでしょう!」
広がっていたのは、守門川を覆う雪化粧した木々たち。
大竹啓五さん(嵐渓荘 主人)「でもほんといいよね。いい景色だ」
大竹啓五さん「何もないところなので雪しかないので、スノーシューで遊んでお風呂入って…」
大竹啓五さん「最高でしょ?」
ええ、最高でございます!
しかも、この時期は、露天風呂で景色を眺めながら、
「雪見酒」も楽しめちゃいますよ!
チカポン「至&福!」
チカポン「下田って本当、最高っすね」
大竹由香利さん「ありがとうございます」
大竹由香利さん「山の景色に包まれて、川の音に癒され、自然を満喫していただく旅にお越しいただけたらと思います」
越後長野温泉 嵐渓荘
三条市長野1450
0256-47-2211
白鳥の郷公苑
三条市森町1774-1
080-8834-5467
八木茶屋
三条市長野341-4
0256-47-2017