越冬で甘み増!春掘りのねばり芋
聖籠町と新発田市を流れる加治川。
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堤防沿いに並ぶ桜の木々は、もうすぐきれいな花を咲かせます。
「抜いてみます?」
チカポン「脱いでみます?」
チカポン「見たいですか?」
「いやいやいや」
川の河口に広がる砂丘地にあったのは、怪しげな畑。
土の中に眠っていたものとは!?
県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は聖籠町and新発田市です。
「掘り出して」
チカポン「こんにちはー」
聖籠町で農園を営む、藤井達博さん。
伺ったのは新発田市の畑です。
チカポン「後ろに広がっている山々はいったい何なんでしょうか?」
藤井達博さん(藤井農園 代表)「これは根菜を収穫した跡なんです」
チカポン「あ、そうなんですね」
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チカポン「もしかして、あれで掘るんですか?」
藤井さん「そうなんです」
チカポン「ワォ!」
目の前に現れたのは、なんとショベルカー!
さっそく、その収穫、見せてください!
「ウィーン」
華麗な運転さばきで土を掘っていく藤井さん。すると…
チカポン「え、待って!なんか出てきた!」
チカポン「いっぱい出てきてる。両脇からいっぱいなんかにょきにょき生えてる!これなんだろう?」
息の合った連係プレーで次から次へと作物が掘り出されていきます。
チカポン「見事でした!素晴らしい手さばきで」
チカポン「この茶色くて細長いものは?」
藤井さん「これは、長芋の一種でねばり芋」
掘っていたのは、この地区の特産・ねばり芋。
砂丘地で育つため余分な水分がなく、旨味が凝縮するんですって。
22年前にブランド化し、今では関東圏にも出荷される人気ぶりです!
さぁ、私も、いざ収穫に挑戦!
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チカポン「あ、あ、あ、あー!」
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チカポン「起きれないー!藤井さん!藤井さん!藤井さん!」
チカポン「うーーん!」
チカポン「おらっ!かたっ!」
チカポン「どういうことですか、これ。あ!抜けました!お母さん」
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藤井さんの妻・敦子さんが、とれたてのねばり芋をむいてくれました。
「サクッ!」
チカポン「あ、うまっ!」
チカポン「シャキシャキ感がとんでもないですね」
チカポン「そしてこのねばり。最後にほんのり甘みが来る」
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藤井さん「つい最近まで雪があったので熟成して甘みが増す。特に春掘りは」
藤井さん「今が一番おいしいかもしれない」
チカポン「あ、そうなんですね」
チカポン「わぉ!擦って何秒かでこのねばりとは」
すりおろすと、また違った一面を見せてくれる、ねばり芋…
いかがですか!
このとろろを、オータムポエムのお浸しにたっぷり投入!
これが、藤井家イチオシの食べ方なんですって。
「じゅるっ!」
チカポン「ふわっふわなんですね、これがまた。相性がとても良くて絡みついている感じ、オータムポエムに。擦る工程を一つ加えるだけで、こんなにも味が変わるんですね」
チカポン「めちゃくちゃおいしい!」
藤井さん「作りやすくておいしいものができるのが、砂丘地の強み」
藤井さん「まだ食べたことがない人にこういう芋もあるんだとPRして食べてもらいたい」
藤井農園
聖籠町三賀448
0254-27-8149
JA北越後 青果物集出荷センター
0254-41-0770
インターネット通販サイト JAタウン
JA北越後 農産物直売所
新発田市島潟字弁天1449-1
0254-20-8801
午前9時~午後6時
火曜定休
新 農産物直売所「こったま~や」 2021年7月にオープン予定!