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2024年03月29日(金)本日の番組表

2021年3月20日#59 聖籠町・新発田市

越冬で甘み増!春掘りのねばり芋




聖籠町と新発田市を流れる加治川。

 

堤防沿いに並ぶ桜の木々は、もうすぐきれいな花を咲かせます。



「抜いてみます?」



チカポン「脱いでみます?」



チカポン「見たいですか?」



「いやいやいや」



川の河口に広がる砂丘地にあったのは、怪しげな畑。



土の中に眠っていたものとは!?



県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は聖籠町and新発田市です。
「掘り出して」



チカポン「こんにちはー」



聖籠町で農園を営む、藤井達博さん。
伺ったのは新発田市の畑です。



チカポン「後ろに広がっている山々はいったい何なんでしょうか?」



藤井達博さん(藤井農園 代表)「これは根菜を収穫した跡なんです」
チカポン「あ、そうなんですね」



チカポン「もしかして、あれで掘るんですか?」
藤井さん「そうなんです」
チカポン「ワォ!」



目の前に現れたのは、なんとショベルカー!



さっそく、その収穫、見せてください!



「ウィーン」



華麗な運転さばきで土を掘っていく藤井さん。すると…



チカポン「え、待って!なんか出てきた!」



チカポン「いっぱい出てきてる。両脇からいっぱいなんかにょきにょき生えてる!これなんだろう?」



息の合った連係プレーで次から次へと作物が掘り出されていきます。



チカポン「見事でした!素晴らしい手さばきで」



チカポン「この茶色くて細長いものは?」



藤井さん「これは、長芋の一種でねばり芋」



掘っていたのは、この地区の特産・ねばり芋。



砂丘地で育つため余分な水分がなく、旨味が凝縮するんですって。

 

22年前にブランド化し、今では関東圏にも出荷される人気ぶりです!



さぁ、私も、いざ収穫に挑戦!

  

チカポン「あ、あ、あ、あー!」



チカポン「起きれないー!藤井さん!藤井さん!藤井さん!」



チカポン「うーーん!」

 

チカポン「おらっ!かたっ!」

 

チカポン「どういうことですか、これ。あ!抜けました!お母さん」

 

藤井さんの妻・敦子さんが、とれたてのねばり芋をむいてくれました。



「サクッ!」



チカポン「あ、うまっ!」



チカポン「シャキシャキ感がとんでもないですね」



チカポン「そしてこのねばり。最後にほんのり甘みが来る」



藤井さん「つい最近まで雪があったので熟成して甘みが増す。特に春掘りは」



藤井さん「今が一番おいしいかもしれない」
チカポン「あ、そうなんですね」



チカポン「わぉ!擦って何秒かでこのねばりとは」



すりおろすと、また違った一面を見せてくれる、ねばり芋…



いかがですか!



このとろろを、オータムポエムのお浸しにたっぷり投入!



これが、藤井家イチオシの食べ方なんですって。



「じゅるっ!」

 

チカポン「ふわっふわなんですね、これがまた。相性がとても良くて絡みついている感じ、オータムポエムに。擦る工程を一つ加えるだけで、こんなにも味が変わるんですね」



チカポン「めちゃくちゃおいしい!」

 

藤井さん「作りやすくておいしいものができるのが、砂丘地の強み」

 

藤井さん「まだ食べたことがない人にこういう芋もあるんだとPRして食べてもらいたい」




藤井農園 聖籠町三賀448 0254-27-8149
JA北越後 青果物集出荷センター 0254-41-0770 インターネット通販サイト JAタウン
JA北越後 農産物直売所 新発田市島潟字弁天1449-1 0254-20-8801 午前9時~午後6時 火曜定休 新 農産物直売所「こったま~や」 2021年7月にオープン予定!
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